写真右から
①フィンカ・バルドセラ・カバ・ブリュット・ナチュレ
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・・軽やかな印象の辛口
生産国・・・・・スペイン ペネデス
ブドウ品種・・チャレッロ35% マカベオ30% パレリャーダ20% シャルドネ10%
価格・・・・・・・1890円
②ドメーヌ・ミッシェル・デュポン・ファン・ムルソー・レ・ヴィルウイユ
2006年(自社セラーリング)
白ワイン・・・・・オレンジ紅茶の香り 滑らかでしっとりとした味わい
生産国・・・・・・フランス ブルゴーニュ ムルソー
ブドウ品種・・・シャルドネ
価格・・・・・・・・8000円
③トリニティー・ヒル・ギムレット・グラヴェルズ・シラー
2007年(自社セラーリング)
赤ワイン・・・・ピノノワールの様な綺麗な味わい
生産国・・・・・ニュージーランド ホークスベイ
ブドウ品種・・シラー
価格・・・・・・・5500円
④シャトー・トロワ・クロワ
2003年(自社セラーリング)
赤ワイン・・・・・滑らかな口当たり バランス良い味わい
原産国・・・・・・フランス ボルドー フロンサック
ブドウ品種・・・メルロー85% カベルネフラン15%
価格・・・・・・・・5000円
オマールとフォワグラの前菜
まんまちゃんです。
ワインは①のスパークリングワインで・・・
①フィンカ・バルドセラ・カバ・ブリュット・ナチュレ
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・・軽やかな印象の辛口
生産国・・・・・スペイン ペネデス
ブドウ品種・・チャレッロ35% マカベオ30% パレリャーダ20% シャルドネ10%
価格・・・・・・・1890円
スペインの小規模な生産者。
父はロジャーグラート社で40年ワインメーカーを勤めた方らしいっす。
まぁ関係あるような無い様な情報ですが・・・。
さてさて、印象は軽やかな辛口でオールマイティーに活躍しそうな味わいですね。
余韻に熟成感のあるシェリー的風合いがあり、奥行きが御座います。
泡立ちは比較的優しく、口当たり滑らか、果実の甘みもほんのりと御座います。
オマールのもりもりとした食感、ラフランスのソース、カレー風味のフォワグラのテリーヌ。
全てに邪魔する事なく、ほんのりと感じるワインの中の塩味が絶妙に混ざり合います。
湯葉寄せの西京汁
湯葉寄せ、焼きなす、エリンギ、ウニを
出汁で伸ばした西京味噌の汁を掛けて召し上がって頂きます。
ワインは黄金に輝く!②の白ワインで・・・
②ドメーヌ・ミッシェル・デュポン・ファン・ムルソー・レ・ヴィルウイユ
2006年(自社セラーリング)
白ワイン・・・・・オレンジ紅茶の香り 滑らかでしっとりとした味わい
生産国・・・・・・フランス ブルゴーニュ ムルソー
ブドウ品種・・・シャルドネ
価格・・・・・・・・8000円
現当主のミッシェル氏は4代目‼って事たぁ~
あっしと一緒じゃねぇですかぁ~。
明治からやってのかぁな?
もしかすっと江戸時代末期辺りからかなぁ?
まぁそんな話は置いといて…。
いきなりクエスチョン!
「ブルゴーニュの白ワイン生産地で有名な村を答えよ」
と言われれば恐らく上位3位以内には出るであろう有名な村名ワインですね。
ムルソーと言えば樽のニュアンスって印象が有ると思いますが、
こちらのドメーヌさんも、多かれ少なかれ、まぁそんな感じで御座います。
近年新樽率を減らしているみたいですね。
今回使用したワインは2006年産の9年経過の古酒。
色合いはオロナミンCを薄めた感じ(表現力が乏しい)で濃い目の黄金色。
香りは緑茶や紅茶にオレンジの皮を混ぜたようなニュアンス、
蜂蜜やコンポートの様な甘い香りとハイチュー的なヨーグルト系の甘い香りもありますね。
どんなワインじゃい!って怒られそうなのでいいかんげんにしておきます。
オイルっぽい滑らかな舌触り、ほんのりと感じる葡萄の甘さ、
円やかな旨みが有ってするりと喉を通ります。
西京味噌の甘いニュアンスの優しい味わいと
ちゅるんとした湯葉寄せとワインの喉越しが一緒な感じです。
どちらも円やか滑らかな印象を持つ味わいが、似合ってますねぇ!
雲丹の海感がアクセントで効いてます!
イサキの塩焼きオリエンタル
タグ付きイサキをシンプルに塩振ってくし刺して直火で焼いただけ!
ソースはオリエンタルな風味でパクチー添えて熱々ネギ油って感じです。
もったいないから止めなさいと言われそうなお魚でした!
ワインは③のエレガントな赤ワインで・・・
③トリニティー・ヒル・ギムレット・グラヴェルズ・シラー
2007年(自社セラーリング)
赤ワイン・・・・ピノノワールの様な綺麗な味わい
生産国・・・・・ニュージーランド ホークスベイ
ブドウ品種・・シラー
価格・・・・・・・5500円
ニュージーランド北島のホークスベイに有るワイナリーさん。
1993年の設立です。
ヨーロッパに比べるまでも無いですが、新しい生産者ですね。
1993年って最近に感じますが・・・おいおい22年も経ってんじゃ~んねぇ。
当時アチキは23歳かぁ・・・年とったって事ですねぇ。やだやだ。
さて、今回用意したワインは2007年産と言う事で、8年経過と言う事になります。
元々、涼しさを感じさせる味わいのワインなのですが、
熟成からくる滑らかさが加わって更に上品にしなやかに変化しております。
美味いです!
元々奥底にあった果実味が余韻に優しい甘みになって感じられます。
入荷したての時は黒コショウを思わせるスパイスの風味が強く感じられましたが、
それも柔らかくなってますねぇ。
印象的には色調の濃いピノノワールの様な風合いになっております。
淡白なイサキにオリエンタルな強い風味をプラスする事によって生まれる身の旨み、
上品な味わいの赤ワインと合わせる事によって、さらに甘みも感じられるようになりました!
ボンマリアージュで御座います。
三種のグリル&ロースト
和牛フィレ、和牛トモサンカク、フレッシュマグレ鴨ロースをそれぞれに調理致しました!
ワインは調和の赤ワインで・・・
④シャトー・トロワ・クロワ
2003年(自社セラーリング)
赤ワイン・・・・・滑らかな口当たり バランス良い味わい
原産国・・・・・・フランス ボルドー フロンサック
ブドウ品種・・・メルロー85% カベルネフラン15%
価格・・・・・・・・5000円
ムートン・ロスチャイルドの元醸造長パトリック・レオン氏が
手掛けるプライベートワイン!と言う大袈裟な見出しの赤ワインです。ははは。
2003年の古酒、今週は古酒ばかりのラインナップでしたね。
2003年と言うと世界的な猛暑の年でした。
普段暑さになれていない昔のパリっ子(お年寄り)が物凄い数、
熱中症でお亡くなりになった事を思い出します。
確かフランス全土で1万人規模だった気がします。
そんな熱い年のワインは、酸味もなくてぼてっとしてるんじゃないか?
と考えますが・・・
勿論インクの様な濃厚な風合いもあるのですが、
香りの中に青さのある風味やメルロー種独特の茎の風味と土っぽさ、
漢方の風味もありますねぇ。
栽培や収穫時期、醸造の工夫なのでしょうかねぇ?
シルクの様なタンニンとほんのり品良く感じる甘さ、
全体的には良くまとまって綺麗な印象ですね。
一言、バランスが良い。
3種の肉に3種のソース、引き立てる事はあっても邪魔しない上品さが
この赤ワインにはございますね。良い感じです!