今週のワイン5月1週目

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2015年5月1
写真右から

①ヴィトー・アルベルティ・クレマン・ド・ブルゴーニュ
ノンヴィンテージ
泡ロゼ・・・・・・軽やかで新鮮な辛口
生産国・・・・・・フランス ブルゴーニュ
ブドウ品種・・・ピノノワール40% シャルドネ40% アリゴテ20%
価格・・・・・・・・3380円

②ジ・アイリー・ヴィンヤーズ・ピノグリ
2012年
白ワイン・・・・・爽やかさとまったり感がある辛口
生産国・・・・・・アメリカ オレゴン ダンディーヒルズ
ブドウ品種・・・ピノグリ
価格・・・・・・・・3600円

③ショウ&スミス ピノノワール アデレードヒルズ
2013年
赤ワイン・・・・・新鮮なフルーツの優しい口当たりの辛口
生産国・・・・・・南オーストラリア アデレードヒルズ
ブドウ品種・・・ピノノワール
価格・・・・・・・・4100円

④パゴ・デ・バリェガルシア・イベリア・バリェガルシア
2010年
赤ワイン・・・・・ピーマン風の香り 甘みのある口当たり
生産国・・・・・・スペイン セントロ ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
ブドウ品種・・・ カベルネ・ソーヴィニヨン71% メルロー27%  プティ・ヴェルドー1%  カベルネ・フラン 1%
価格・・・・・・・・4800円

2015年5月1-1牡蠣のスモーク2

牡蠣のスモーク

スモークした牡蠣と青トマトのジュレを冷たい前菜風に。

ワインは①フレッシュな風合いの辛口スパークリングワインで・・・

①ヴィトー・アルベルティ・クレマン・ド・ブルゴーニュ
ノンヴィンテージ
泡ロゼ・・・・・・軽やかで新鮮な辛口
生産国・・・・・・フランス ブルゴーニュ
ブドウ品種・・・ピノノワール40% シャルドネ40% アリゴテ20%
価格・・・・・・・・3380円

10年ぶりぐらいに仕入れてみました。
以前はメゾン・コラン・ドゥレジェが生産していたのですが、
現在はルシアン・ヴィトーとマリア・アルベルティ夫妻が
同じ製法を受け継いで生産しているそうです。
個人的な印象ですが、以前よりフレッシュ感が強く青リンゴや柑橘類の香りが印象的ですね。

スモーク牡蠣と青トマトの新鮮な風味に爽やかなスパークリングの取りあわせです。
まぁ間違いないかと思います。
牡蠣の塩味ある海感と青トマトの清涼感に
プロセッコにも通じるような青リンゴ系の爽やかな風合いのスパークリングワインとの相性は
大変宜しいようです。

2015年5月1-2サラダ

贅沢サラダ

フォワグラのテリーヌ、鴨の生ハム、スモークサーモン、サラミ、等をトッピングした大盛りサラダです。
見た目は凄い量ですが・・・基本葉っぱですから意外に攻略できますよ!

ワインは②の豊かなコクとキレのバランスが良い白ワインで・・・

オレゴンレジェンド、ジ・アイリー・ヴィンヤーズの白ワイン。
創設者のたデイヴィッド・レット氏(2008年9月享年69歳でお亡くなりました)は
オレゴンピノパパと呼ばれる伝説の人。
「世界にオレゴンワインが知れ渡った事件。
1979年にグルメ誌ゴーミヨ主催よる世界各国のワインを集めたワインオリンピックで、
75年ジ・アイリー・ピノ・ノワール・サウスブロック・リザーブがブラインド・テイスティング
でベスト10に入り、はじめて世界にオレゴンワインの存在とそのポテンシャルの高さ
が知れ渡りました。さらに翌年、フランス・ボーヌのジョセフ・ドルーアン社が同社の
グラン・クリュ、プルミエ・クリュのワインを集めたピノ・ノワールのブラインド・テイスティングを行い、
そこでもジ・アイリーの同ワインがベスト2に入り、オレゴン・ピノ・ノワールの確固たる
真価が認められました。」インポーター資料から抜粋。
と言うようなオレゴン伝説を持つ生産者です。

オレゴンワインの歴史はデイヴィッド・レット氏が65年にダンディー・ヒルズに土地を買い、
ピノ・グリとピノ・ノワールを植えた事が始まりなのですねぇ。
今は息子さんが後を取って頑張っています。

このピノグリはアルザス風の甘さとコクを抑え気味にした印象で
尚且つソーヴィニヨンブランの様な香りと爽やかさを感じさせる。
円やかなヨーグルトキャンディーの様な後味と程よく残るフレッシュ感
この二つのバランスが面白い味わいとなって表現されています。

様々な味わいのサラダに合わせるには何が重要なのか?
まぁお好みで赤でも泡でも白でも良いんですが・・・
コクとフレッシュさと果実の甘さのバランスが重要に感じます。
そう言った点でこのピノグリは合格って所でしょうか!

2015年5月1-3魚介のオーブン焼き

魚介のオーブン焼き

要はたっぷりの魚介で出汁を取ったブイヤベースですね。サフランたっぷりです。

ワインは③の優しい口当たりの赤ワインで・・・

③ショウ&スミス ピノノワール アデレードヒルズ
2013年
赤ワイン・・・・・新鮮なフルーツの優しい口当たりの辛口
生産国・・・・・・南オーストラリア アデレードヒルズ
ブドウ品種・・・ピノノワール
価格・・・・・・・・4100円

南オーストラリアアデレードヒルズに1989年設立したワイナリー。
勿論ワイナリー名のショウ&スミスと言う名は
「マーティン・ショウとマイケル・ヒル・スミス」のファミリーネームから採ったもの。
アリガチデス。先に名前が来る方が偉いのか?何なのか?資本関係?年齢?
今回は従兄弟同士と言う事ですが・・・?
醸造はマーティン・スミス氏が担当。
マイケル・ヒル・スミス氏は「マスター オブ ワイン」
オーストラリア人では初めて合格をしたひと。
まぁどちらも凄いので・・・決定打は年齢でしょうか?良く分かりません。

今回のピノノワールは彼らの造るワインの中では極少量だけ生産されているもの。
優しい口たりでフレッシュな果実と円やかな後味が特徴。
どちらかと言えばブルゴーニュ的なエレガントなスタイル。

濃厚な魚介の出汁と香ばしい香りが広がる、熱々一口を口中へ。
熱々の口内を水の様な優しい口たりの赤ワインを流し込んで
あぁ~一休みと言った感じでしょうか。
甲殻類の香りとグレープフルーツの様な爽やかな香りが良く似合いますね。
時間を掛けてゆったりと楽しみたい!

2015年5月1-4仔羊の真空ロースト2

仔羊の真空ロースト

ある意味定番になりつつある料理です。
単純にグリルした物が好きと言う方も居られると思いますが・・・まぁ好みですね!
ご要望があればいつでもグリルしますよ!2人前からね!一ブロック2人前なもので・・・。

さてワイン!④のスペイン産の赤ワインで・・・

④パゴ・デ・バリェガルシア・イベリア・バリェガルシア
2010年
赤ワイン・・・・・ピーマン風の香り 甘みのある口当たり
生産国・・・・・・スペイン セントロ ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
ブドウ品種・・・ カベルネ・ソーヴィニヨン71% メルロー27%  プティ・ヴェルドー1%  カベルネ・フラン 1%
価格・・・・・・・・4800円

春の試飲会で見っけてきたワイン。
2001年に立ち上げたワイナリー。
オーナーさんはもと世界10大石油メジャー、レプソルの元CEOだったらしく、
まぁスペインの大金持ちって所でしょうか。
実はこう言うワイナリーの商品って大穴だったりするんですよね。
金儲けしなくていいから、コスト掛けて良いワイン作っても
意外に価格が安い商品が多くあります。そこそこ元が取れりゃいいって感じなんでしょうかねぇ。
まぁ想像の範疇は越えませんけど・・・。

御多分に漏れず今回紹介するワインも上々な仕上がりを見せるプレミアム系な味わい!
でも5000円しないんだから消費者にとってみれば色んな意味で美味しいワインって事にナリマスよね。

味わいは温かい年のボルドー更に言えばサンジュリアン的な親しみやすい豊かな果実味がありますね。
アクセント的にピーマンの様な青い香りがあってそこも魅力的に感じます。
酸味と渋みもしっかりと感じられますのでただ単純に甘いだけの味わいとは一線を画しています。
ブラインドテイスティングでもやればそこそこ高評価が得られるのではないでしょうかねぇ?
まぁ分かりませんけど・・・。

柔らかい仔羊と黒トリュフの濃厚ソース。味わいのしっかりした赤ワインと合わないはずがない。
お高いボルドーも良いですが・・・一つの選択肢としてこう言ったワインも試してみるのも一興かと思います。

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