今週のワイン7月4週目

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2015年7月4
写真右から

①モートン・エステート・プレミアム・ブリュット・メソット・トラディショナル
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・かなり熟成感のある味わい
生産国・・・・・ニュージーランド ホークスベイ
ブドウ品種・・・ピノノワール シャルドネ ピノムニエ
価格・・・・・・1800円(ハーフサイズ)

②フランソワ・コタ・サンセール・レ・モンダネ
2013年
白ワイン・・・・・綺麗なスタイルの中に旨味あり 辛口
生産国・・・・・・フランス ロワール サンセール
ブドウ品種・・・ソーヴィニヨンブラン
価格・・・・・・・・7300円

③ウマニ・ロンキ・ラクリマ・ディ・モッロ
2013年
赤ワイン・・・・華やかな香り 優しい渋み
生産国・・・・・イタリア マルケ
ブドウ品種・・ラクリマ・ディ・モッロ
価格・・・・・2150円

④アレハンドロ・フェルナンデス・エルヴィンクロ・リゼルヴァ
2005年(蔵出し)
赤ワイン・・・・・野性味のある香り キレのある酸味
生産国・・・・・・スペイン ラマンチャ
ブドウ品種・・・テンプラニーリョ
価格・・・・・・・・5000円

2015年7月4-1色々入った生春巻き

色々と入った生春巻き

エビ、生ハム、フォワグラテリーヌ、黒豚ロースハム、桃、・・・思い出せない。
けっこうヘビーな前菜となってます。

ワインは①の熟成感がっつりのスパークリングワインで・・・

①モートン・エステート・プレミアム・ブリュット・メソット・トラディショナル
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・かなり熟成感のある味わい
生産国・・・・・ニュージーランド ホークスベイ
ブドウ品種・・・ピノノワール シャルドネ ピノムニエ
価格・・・・・・1800円(ハーフサイズ)

とある試飲会で見っけてきた、
輸入業者さんの低温庫にて熟成されたストック物。
ニュージーランドの有名な生産者のスパークリングワインですが、
ハーフサイズと言う事もあり、通常(750Ml)よりもかなりの熟成感が出ています。
1ケース12本入りですがケースの中でも熟成具合の差があり、
これがまたワインの面白味でもあります。
色調も濃い目の黄金色からやや淡い黄色と4本抜栓しただけでも変化が有りました!
蜜やナッツの香り、甘いお化粧(ファンデーション?)香り、
フランスで飲む(ここが重要)シードルの様な酸化系の香り、後味にドライシェリーの様な風味や
熟したリンゴの風味が余韻となって残ります。味わいはしっかりとした酸味がありキレ良い印象。
ベタッとしたところが御座いません。ほんのりと樽を使っているシャルドネの様な風味もありますね。

こう言った味わいのワインは誰しもが美味しいと感じる訳でないので、
売り方、使い方にも普段より更に工夫が必要になってくる商品ですね。
要説明!!商品となります!重要ですね。
特にSのマークのシャンパンがお好きな方にお勧めです!

ワインはシャルドネ用の口の広い大型のグラスで提供させて頂きました。
通常のフルート型でも良いとは思いますが、古酒シャルドネのイメージで!
様々に入り組んだ具材とオリエンタルな風味と洋風な風味をミックスした複雑なソース、
単純な味の組み合わせではないので、シンプルな味わいのワインでは負けてしまいます。
今回の様な複雑な味わいが絡み合うワインと、
どこか通じるようなニュアンスがお互いに共鳴し合っている印象です。
フォワグラが効いてますね!

2015年7月4-2タイの菊花寿司鱧と松茸の吸い物

鯛の菊花手毬寿司と鱧と松茸のお吸い物

昆布〆した鯛を一口の手毬寿司にしました。
菊花の香りがアクセント。
吸い物は鱧と松茸、お出汁を引いてシンプルに!

ワインは②の雑味は少ないが旨みが強い純粋な辛口の白ワインで・・・

②フランソワ・コタ・サンセール・レ・モン・ダネ
2013年
白ワイン・・・・・綺麗なスタイルの中に旨味あり 辛口
生産国・・・・・・フランス ロワール サンセール
ブドウ品種・・・ソーヴィニヨンブラン
価格・・・・・・・・7300円

フランス・ロワール地方サンセールの作り手。
サンセールと言う場所は長い長いロワール地方の産地の中でも一番東
フランスのほぼ真中に位置しています。
サンセールと言う地域は小高い丘に囲まれた起伏多い地域。
サンセールの町は丘の上に有って斜面を葡萄畑が取り囲む
ぶどうの丘の町って感じでしょうか!(言い過ぎ?)
今回紹介するフランソワ・コタのドメーヌは、そのサンセールから1・2キロ程西に行った
ほんとに位小さい集落シャヴィニョルにあります。
住人は何らかの形でワインや葡萄に携わって生きている人達ですね。
まぁフランスの田舎でワイン産地って所はどこも同じような境遇ですけどね。
このコタ家、今では当たり前の様になった単一畑のぶどうを使ったワイン。
ロワール地方で最初に行ったのが、このコタ家と言われています。
栽培はオーガニックを古くから実践している。
今回紹介するレ・モン・ダネの畑はかなりの急斜面に位置するそうで、畑仕事は大変そうです。

一見すると味わいは綺麗で雑味が少ない軽い感じに思われがちですが、
旨みが濃い事に驚かされます。
今はまだシンプルに美味いって感じですが、
熟成を重ねて行くとまったり感が出てきて凄くなりそうな予感がするワインです。

爽やかな菊花の香り漂う手毬寿司。
鯛に移した昆布の旨みと、癖の見えない旨みの白ワインの
どちらも引き立つ組み合わせとなっています。
お吸い物も鱧のたんぱくな味と、松茸の香り。
寿司、吸い物、白ワインのトライアングルが永遠に続くぅ!

2015年7月4-3スズキのポワレ ブルーベリーソース

スズキのポワレ ブルーベリーソース

でた!そのまんま東で~す。
決め手はブルーベリーのソースでしょう。

ワインは③の香り高い赤ワインで・・・

③ウマニ・ロンキ・ラクリマ・ディ・モッロ
2013年
赤ワイン・・・・華やかな香り 優しい渋み
生産国・・・・・イタリア マルケ
ブドウ品種・・ラクリマ・ディ・モッロ
価格・・・・・2150円

こちらのワインはイタリアの右馬にロン記者、もとい!ウマニ・ロンキ社が作る赤ワイン。
これと言って話が無いんですが・・・

バラの花や、ファンタグレープ、みたいな香りが特徴で芳香性の強いのが、
こちらの赤ワインに使われているブドウ品種ラクリマの特徴。
ゲヴュルツの赤バージョンみたいな感じと言うと伝わりやすいでしょうか??
ちょっと無理かぁ~。
まぁ個人的に好きな品種でして、味わいも強すぎる事が無く、バランスが良い。
渋みも優しくてぶどうジュースの様な印象さえ感じます。
こういう個性的なワインは嫌いな人はダメって感じなんですが・・・
料理との合わせ方次第で評判が上がる事もしばしばです。

今回は、何てったってブルーベリーソースとの相性が抜群ですから!
みんなお代わりしていました!
この手のワインは絶対に単体で飲むよりお食事と合わせた方が、
良い所が目立つ代表ですね。

塩味の強いチーズにジャムを乗せるだけでも良いんじゃないですかぁ~
是非やってみて下さい!さんまの塩焼きにベリー系のソースでもOKですよ!

2015年7月4-4イベリコ豚ベジョータロースハム

イベリコ豚ベジョータロースハム グリル

ロースハムを作って、提供前に厚切りカット&グリルで如何でしょう!

ワインは④の個性的なスペイン赤ワインで・・・

④アレハンドロ・フェルナンデス・エルヴィンクロ・リゼルヴァ
2005年(蔵出し)
赤ワイン・・・・・野性味のある香り キレのある酸味
生産国・・・・・・スペイン ラマンチャ
ブドウ品種・・・テンプラニーリョ
価格・・・・・・・・5000円

以前も登場しているので詳しい説明は割愛(以前
前回よりもやや酸味の表れ方が強く感じられます。
甘めのソースだったせいかもしれませんが、以前よりエレガントで上品な印象を感じました!
イベリコの脂身と相性良く感じますね!
スペイン&スペインのマリアージュっす!
スモークの香りが、ワインの香りと良く合ってましたね!

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