写真右から
①ルイ・ピカメロ・クレマン・ド・ブルゴーニュ・キュヴェ・ジャンス・トマス
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・複雑味のある辛口
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ
ブドウ品種・・・シャルドネ65%アリゴテ35%
価格・・・・・・2730円
②ヒューゲル・エ・フィス・シルヴァーナー
2012年
白ワイン・・・・華やか香り 軽やかな辛口
生産国・・・・・フランス アルザス
ブドウ品種・・・シルヴァーナー
価格・・・・・・1850円
③シルヴァン・ロワシエ・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・オー・モンターニュ
2009年
赤ワイン・・・・香り豊か 果実味しっかり
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ
ブドウ品種・・・ピノノワール
価格・・・・・・4300円
④シャトー・フォンブロージュ
2006年(シャトー蔵出物)
赤ワイン・・・・滑らかなタンニン 優しいこなれた果実味
生産国・・・・・フランス ボルドー サンテミリオン
ブドウ品種・・・メルロ80%他 カベルネソーヴィニヨン カベルネフラン
価格・・・・・・5970円
⑤クロ・デュ・マルキ
2004年(シャトー蔵出物)
赤ワイン・・・・円やかな果実 引き締まった酸味と渋み
生産国・・・・・フランス ボルドー サンジュリアン
ブドウ品種・・・カベルネソーヴィニヨン75% メルロ17% カベルネフラン8%
価格・・・・・・7800円
チーズ入りそば粉のガレット
ガレットの中にはマリボーチーズで作ったクリーム状のソースが入っております。
カリッと香ばしく焼いてとろっと出てくるチーズと共に如何でしょう!
ワインは①の繊細な泡立ちで焼きたてのパンの様な香りが漂う辛口のスパークリングワインで・・・
白ブドウ100%のスパークリングワインですが、アリゴテを35%入れ込む所がニクイ所。
チーズのとっろと感とシャルドネの丸いエレガントさの相性がイイです。
最後にアリゴテの爽快感でついつい食が進みます。
黒ムツの椀物
出汁を楽しむお料理ですねぇ。
黒ムツのとろっとして食感と繊細な和出汁の相性は抜群です。
ワインは②の爽やかな辛口の白ワインで・・・
アルザス地方リクヴィールに居を構える老舗。
ホント小さな町と言うより村。村外の駐車場に車を止めて階段を上っていくと目の前に御座います。
懐かしい。ワインは常に安定したレベルを保ち価格も妥当かと思われます。
繊細な和出汁の味わいに繊細な辛口の白ワインとのマリアージュ。
リースリングやゲヴェルツの様な強い主張はありませんが、
可憐な味わいはかえってこう言う料理にはもってこいだと思いますよ!
是非ご家庭でもお試しくださいね。
ミラノ風リゾット フォワグラのポワレ乗せ
リゾットはたっぷりのサフランを使った香り豊かな物。
フォワグラは粉振ってやいているだけです。
ソースはマルサラと黒トリュフのソース。
ワインは③の生葡萄の様な果実味の渋みの柔らかい赤ワインで・・・
当主のシルヴァン・ロワシェ氏は若干21歳の時(2005年当時)に、このドメーヌを立ち上げたそうですよ。
凄いっすねぇ。因みに実家は石材店らしいっす。
畑ではビオロジック農法を実践して、ブルゴーニュ期待の新世代として高い注目を集めているらしいっす。
何とも贅沢な一皿ですね。濃厚なフォワグラの味わいと豊かな香りのサフランリゾット。
つなぐソースも豊潤な味わいと来たら、ワインも香り豊かで甘みのあるワインが似合いそうです。
このワイン開けたての状態だとイマイチ香りが人見知り!大きめのグラスでゆったりと飲むと見る見るうちに香りが立ち昇ってきますよ。
マグレ鴨のロースト
いつもの様に鴨はマリネしてから焼いております。
ソースは赤ワインベースのコーヒーソース。
付け合わせに筍の山椒煮と揚げアスパラ。春っぽいですねぇ。
ワインは④のボルドーか⑤のボルドーで・・・
同じボルドーでも対照的な味比べ。
④はメルロー種を主体とした円やかで滑らかな舌触りが印象的。グレートな年の物でない所がまたイイです。
繊細な口当たりで非常にスムーズ。
余韻の強さが異常に目立ちますが、そこをコーヒーフレーバーのソースが絡んで来るとあら!?不思議…気になりませんねぇ。まったり感が出て参りますよ。
⑤はカベルネソーヴィニヨン主体のストラクチャーが強い味わいが魅力的な赤ワイン。
こちらもグレートヴィンテージでは無い所が好感を持てます。
丁度イイ強すぎない果実味と円やかな渋み、終盤にタイトに引き締まった酸味が鴨の油と混ざり合い綺麗に流してくれます。グレートな年のこのワインではこうは行きませんねぇ。料理が負けそうで…。
どちらのワインも言える事はイイ感じに熟成感が出始めていて円やかであること。
そして疲れない所がとても好印象ですねぇ。