写真右から
①ディーキン・エステート・アザーラ・ブリュット
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・軽やかな辛口
生産国・・・・・オーストラリア ヴィクトリア州
ブドウ品種・・・シャルドネ75% ピノノワール25%
価格・・・・・・1450円
②コッレ・ステファノ・ヴェルデッキオ・ディ・マテリカ
2011年
白ワイン・・・・豊かな果実味 辛口
生産国・・・・・イタリア マルケ
ブドウ品種・・・ヴェルデッキオ
価格・・・・・・2650円
③ピーターレーマン・バロッサ・カベルネソーヴィニヨン
2002年(自社セラーリング物)
赤ワイン・・・・滑らかな渋み 丸い果実味
生産国・・・・・南オーストラリア バロッサヴァレー
ブドウ品種・・・カベルネソーヴィニヨン
価格・・・・・・3500円
④カサ・デ・ラ・エルミータ・プティヴェルド
2002年(自社セラーリング物)
赤ワイン・・・・滑らかに広がる甘み
生産国・・・・・スペイン フミーリャ
ブドウ品種・・・プティヴェルド
価格・・・・・・4300円
ニンジンのババロワ
ニンジンをババロワ状に仕上げてグラスに固めております。上はオレンジのゼリーです。
爽やかなオレンジの酸味と甘いニンジンのババロワ。
ワインは①の軽やかなスパークリングワインで・・・
熟したレモンの爽やかな香り、泡立ちもしっかりとしているが柔らかくすいすい飲める。
ニンジンの甘さとオレンジの酸味に口の中で混ぜるようにして飲むとこれが又カクテルのようで面白い。
爽やかな夏の終わりにいい感じです。
桃と鴨のカッペリーニ 冷製
年に一度は作るパスタ。
爽やかなレモンと鶏のコンソメでしっかりと味を入れ込んでおります。
鴨は自家製スモーク。生ハムとオリーブを少し忍ばせて塩味とアクセントをプラス。
ワインは②の果実味豊かな辛口の白ワインで・・・
イタリア産の白ワイン、穏やかな酸味でややねっとりとする果実味が口中に広がります。
桃のフルーツ感と鴨のまったり感、ワインのシロップ感が交わって余韻が広がりますよ。
鮎の煮浸し
鮎を空焼きして、定期的に日本酒を掛けながら1時間蒸仕上げ、水、日本酒、醤油、砂糖、、酢、昆布で作った煮汁で煮る事1時間そのまま一晩寝かせます。翌日昆布を取り出して山椒を加えてひたひたまで煮上げて一晩寝かせたら完成です。雲丹をトッピングして頂きましょう!
ワインは③の赤ワインで・・・
10年以上経過したレア物。
甘しょっぱく煮込んだ鮎の味わいと甘い風味と滑らかな舌触りの赤ワインの組み合わせ。
どちらも喧嘩する事なくしなやかに喉を通り過ぎます。
ユーカリに代表されるグリーンな香りも山椒のスパイス感と相乗効果を齎しておりますねぇ。
こう言う冒険的な組み合わせは当店の真骨頂!驚きを体験して下さいね!
仙台牛A5前すね肉の赤ワイン煮込み
たっぷりの赤ワインと香味野菜でマリネした牛すね肉をコトコト煮込んだ一皿。
噛み応えを残したギリギリの煮加減がパサパサ感を出しません。
ワインは④の赤ワインで・・・
スペイン産の熟成物。
プティヴェルドと言う葡萄の原産地は、フランス南西部だと考えられているそうで晩熟系の品種として知られています。
天候に恵まれたスペインならではの骨格のある味わいです。
他にオーストラリアにピラミマと言う生産者がこの品種で素晴らしい赤ワインを造っておりますねぇ。
こちらもお勧めの赤ワインですよ。
さて今回の赤ワインはやはり10年以上セラーリングした古酒。干し葡萄の様な優しい甘さが広がり後からキレの良い酸味が追いかける優れもの。噛み応えを残した牛すね肉とこってりとした赤ワインの煮汁がこの赤ワインと良く合います。
ワインが強すぎる事なくソースの様に絡まりあって口中で華やかに広がりますよ!