今週のワイン

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2010年9月4
写真右から
①ドメーヌ・ボットゲイル・ピノ・ダルザス2005年・白・・・・・2450円
  生産国・・・フランス アルザス ブドウ品種・・・ピノブラン、ピノグリ、ピノノワール、オーセロワ
②フィリップ・ルクレル・ブルゴーニュ・レ・ボンバトン2003年・赤・・・・・3150円
  生産国・・・フランス ブルゴーニュ ブドウ品種・・・ピノノワール
③ルフレーブ・マコン・ヴェルゼ2007年・白・・・・・3450円
  生産国・・・フランス ブルゴーニュ ブドウ品種・・・・シャルドネ
④マガリ・ティソ・エ・ルドヴィック・ボネル・メルロ2004年・赤・・・・・2980円
  生産国・・・フランス シュドウエスト コトー・ド・ラ・ガロンヌ ブドウ品種・・・メルロ40%カベルネフラン30%カベルネソ-ヴィニヨン30%
⑤ピエール・ラプラス・シャトー・ダイディ・マディラン2005年・赤・・・・・3290円
  生産国・・・フランス シュドウエスト マディラン ブドウ品種・・・タナ
コッパとチーズ
コッパのクリームチーズ
クリームチーズをコッパで挟んで温めたバケットに乗せるだけ超簡単アミューズです。これが簡単な割りにワインとの相性が幅広くて重宝します。今回はフルーティで華やかなアルザスの辛口白ワイン①と合せております。こう言うワインは1本冷蔵庫に冷やして置くと大変便利ですよ。好き嫌いがあまり出ないワインですので使い勝手が大変良いですよ。
豚タンのテリーヌ
豚タンのテリーヌ
香味野菜と一緒にコトコト煮込んだ豚タンとそのスープで煮た白いんげん豆をゼリー寄せにしてみました。中にはオクラ、赤黄パプリカ、万能ネギが入っております。ソースはXOジャンをベースにネギ油、醤油、オイスターソースー、ハチミツ、生姜、花山椒、ザーサイを入れて中華風にしてみました。イマイチ出来上がりの見た目に納得行きませんが味はOKです。時間掛けただけありますよ。ワインは②の熟成したブルゴーニュを合せております。予想以上にマッチョな感じでしたのでソースを多めにつけると良いかもしれませんねぇ。①の白ワインも合いますよ。なかななか飲み頃を見極めるのは難しい作業です。②のワインは仕入れてから凡そ5年程大谷石のセラーに寝せて置いたのですが、この分だと後ちょっと寝せて置いても良いかもしれませんね。このワインを使う時はそれを考慮して料理にボリュームを持たせればバッチリです。是非お試し下さい。
イナダのカルパッチョ
いなだのカルパッチョ
いなだは提供する前にカットしてライム、塩、オリーブオイルで調味して下さい。野菜は直前に自家製ドレッシングで和えて下さい。皿に盛ったいなだの上にサラダを乗せたら出来上がり。ワインは辛口の白ワインがお薦めです。私の作るドレッシングは通常よりも酸味がきついので尚更キリッとした辛口で尚且つナチュラルな味わいの白ワインが合うと思いますよ。そこで③のルフレーブをチョイスしました。通常のマコンだとやや果実が勝つ所ですが、2007年と言う年を反映して例年よりもキレを感じさせる味わい。ルフレーブらしい癖の無いナチュラルな味わいは流石で御座いますよ。
栃木牛のグリル
栃木牛リブロースのグリル
この料理に関しては、料理方云々よりもストレートにお肉が美味しいので…それを損なわないようにしただけですね。ソースはボルドーの赤ワインベースにした古典、ソースボルドレーズです。付けわせはジャガイモ、ニンニク、ニンジン、白いんげん豆を煮たもの。結局ソースが一番手間が掛かりました。ワインはボルドーの赤と行きたい所ですが!変化球で南西地方の赤二種類をご用意しました。④はブドウ品種がまさしくボルドーブレンド。味わいも負けず劣らずしっかりとした骨格を持っております。⑤は地元品種タナを使ってフルボディーに仕上げております。どちらのワインもシッカリとした味わいが特長で今回のお料理には相性が良いと思いますよ。どちらのワインも単体で飲むと野生み溢れる癖が有るのですが、お料理と共に飲むとこの癖が気にならなくなります。ホント料理とワインの組み合わせは楽しいものです。特に④のワインは料理人が喜ぶワインですね。次使う時は何に合せるか!お楽しみに!

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