ワインBAR 2月4週目の内容

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2016年2月4

この週の代金内訳 食事4品コース4500円 ワイン4杯分3420円
合計7920円(税込)となりました。ご来店有難う御座いました。

写真右から

①アンドレ・ボノーム・クレマン・ド・ブルゴーニュ
2010年
泡白・・・・・・・綺麗な酸味 余韻に熟成感のある香り
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ マコン
ブドウ品種・・シャルドネ
価格・・・・・・・3500円

②リッポン・ヴィンヤード&ワイナリー・ソーヴィニヨンブラン
2013年
白ワイン・・・・・華やかな香りが印象的 同葡萄品種の他メーカーに比べて辛口なスタイル
生産国・・・・・・ニュージーランド セントラルオタゴ
ブドウ品種・・・ソーヴィニヨンブラン
価格・・・・・・・・3180円

③モスウッド・エイミーズ
2013年
赤ワイン・・・・ハーブとフルーツのバランスの良い仕上げ 重すぎる事無い飲みやすいスタイル
生産国・・・・・西オーストラリア マーガレットリヴァー
ブドウ品種・・カベルネソーヴィニヨン67% メルロー21% マルベック12%
価格・・・・・・・3680円

④テヌータ・ザナッシ・バローロ・ブッシア
2010年
赤ワイン・・・・・ 渋みはしっかりと感じるがエレガントでスムーズな飲み口
原産国・・・・・・イタリア ピエモンテ バローロ
ブドウ品種・・・ネッピオーロ
価格・・・・・・・・5800円

2016年2月4-1鮃の昆布〆新たまサラダ

平目の昆布〆 新玉ねぎのサラダ

まんまで~す。

ワインは①の綺麗な仕上げのスパークリングワインで・・・

①アンドレ・ボノーム・クレマン・ド・ブルゴーニュ
2010年
泡白・・・・・・・綺麗な酸味 余韻に熟成感のある香り
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ マコン
ブドウ品種・・シャルドネ
価格・・・・・・・3500円

フランスブルゴーニュ地方の南、
マコネー地区に在る生産者です。
ドメーヌがあるヴィレ村は、
マコンの町から10キロちょっと北上し
ソーヌ川から1キロほど内陸に入った所。
ヴィレ・クレッセと呼ばれる白ワイン出来る有名な場所ですね。
ヴィレ村とクレッセ村の2つからなる生産地気域が一緒になって
1999年にAOCに認定されたのかな?多分。
2002年にはそれまでの「マコン・ヴィレ」「マコン・クレッセ」
と言う呼び名も廃止されてるはずですね。
このドメーヌさん1957年に創業された新しい生産者です。
現在は創業者のアンドレ・ボノームさんと、
娘婿のエリックさんが主体となって運営されています。
出来上がるのワインは安定感が有って、
信頼度の高い品物が揃っていますね。
豊かで陽気な印象のある果実味に癒される味わいです。

さて、今回紹介するスパークリングワインは、
そんなアンドレ・ボノームの中でも酸味を帯びたドライな仕上げ。
綺麗で雑味が少なく、
余韻にほんのり感じる熟成感があって上手にまとまっていますね。

淡白な鮃に昆布の旨み成分、
新たまの香りと甘みが加わって奥行きを与えています。
全体的には爽やか料理に仕上がってますので、
重すぎない辛口のワインでOKでしょう!
柑橘系の香りがあって、ゆずポンとの相性も良い感じで御座いますね。
これからの暖かい季節って感じの組み合わせです。(本番は2月末でしたが・・・)

2016年2月4-2ホタルイカのパスタ

ホタルイカのパスタ

ベースはオマール出汁ソース、ウサギのポシェ、アスパラ、葉野菜だったかなぁ・・・。
(書いてる現在3月末なので記憶が・・・)

さて、ワインは②のニュージーランドワインで・・・

②リッポン・ヴィンヤード&ワイナリー・ソーヴィニヨンブラン
2013年
白ワイン・・・・・華やかな香りが印象的 同葡萄品種の他メーカーに比べて辛口なスタイル
生産国・・・・・・ニュージーランド セントラルオタゴ
ブドウ品種・・・ソーヴィニヨンブラン
価格・・・・・・・・3180円

今やニュージーランドワインのプレミアムワイン産地として
名の通ったセントラルオタゴ。
そのオタゴでパイオニアと言われるのがリッポンヴィンヤード。
創設者のロルフ・ミルズ氏の前職はなんとも面白く、
世界的に有名なスキーヤーだったそうです。
(アチキは知りませんが・・・三浦雄一郎爺ならしってます!)
現在ワイン醸造担当の息子ニック・ミルズ氏も、
オリンピックに出られるくらいの実力のあるスキーヤーだったらしい・・・。
蛙の子は蛙なのでしょう!酒屋の子は酒屋っすかねぇ??
1989年にワインを初リリース。
息子のニック氏はスキー引退後フランスへと渡り、
4年間、ジャン・ジャック・コンフュロンや
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティで修業。
2002年にリッポンに戻り、ワイン造りの指揮を取ってます。
人気実力とも十分な生産者ですねぇ。

今回使用したソーヴィニヨンブランは、
香りには桃の缶詰め的な甘いトロピカルな香り、
ネギの様な香りも程よく感じられます。
味わいは他のニュージーランドワインに比べ、
タイトで絞まった風合いで涼やかな印象ですね。

スモークしたホタルイカを使用してオマール出汁で絡めたパスタ。
キレのある酸味と青ネギの風味がある辛口の白ワインで合わせてどんどん箸が進みます。
春の香りですねぇ。(何処が?)

2016年2月4-3金目の煮付け

金目の煮付け

これもマンマちゃんですね。

ワインは③の西オーストラリア産の赤ワインで・・・

③モスウッド・エイミーズ
2013年
赤ワイン・・・・ハーブとフルーツのバランスの良い仕上げ 重すぎる事無い飲みやすいスタイル
生産国・・・・・西オーストラリア マーガレットリヴァー
ブドウ品種・・カベルネソーヴィニヨン67% メルロー21% マルベック12%
価格・・・・・・・3680円

何度か紹介してる生産者ですね。
西オーストラリア・マーガレットリヴァーで二番目に長い歴史を持つワイナリーさん。
創業は1969年です。アチキと同学年です。
トップワインはカベルネソーヴィニヨン今も昔も変わりません。
常に最高評価を受けています。
変わったのは価格ぐらいでしょうか???
とは言っても2・3割り増しぐらいだから・・・しょうがないかなぁ??

さて今回紹介するのはモスウッドのカベルネシリーズの中でも
より親しみやすく気軽に楽しめるレンジ「エイミーズ」。

モスウッドで20年間働いていた、
イアン・ベルのファミリーが所有、栽培を行っています。
最初の植え付けは1990年と言う事ですから樹齢が25年になって来てるんですねぇ。
これからはますます美味しい葡萄が採れる事でしょうねぇ。
因みにエイミーズってのはお婆ちゃんの名前らしいですよ。
何時かは自分の名前が付いたワインでも造ってみたいものですねぇ。

金目の煮付けにはあまり強すぎる渋みは似合いませんねぇ。
優しくしなやかででも骨格がある様な赤ワインがお勧めですねぇ。
おっと!エイミーズは持って来いじゃないかねぇ!!あはは
優しく広がる果実味にハーブや酸味と言った複雑みが入り混じる。
ボルドーに優しい甘みを足したようなバランスの良い口当たりは料理に有ってますね。
全国のエミさんにプレゼントしても喜ばれますよ!!

2016年2月4-4和牛カイノミの味噌付

和牛カイノミの味噌漬け

先週買ったカイノミ2ブロックのうちを半量を味噌漬けにしました。
あとはまんまちゃんです。

ワインは④のイタリア王様で・・・

④テヌータ・ザナッシ・バローロ・ブッシア
2010年
赤ワイン・・・・・ 渋みはしっかりと感じるがエレガントでスムーズな飲み口
原産国・・・・・・イタリア ピエモンテ バローロ
ブドウ品種・・・ネッピオーロ
価格・・・・・・・・5800円

なぜバローロが王様なのか??以前にも少し触れたかと思いますが・・・
バローロが有るピエモンテ州には州都トリノが御座いますね。
トリノはサヴォイア王家が築いた街。王侯貴族が多く住んでいたのでしょう。
バローロ村近郊はハンティング(狩場)場所に程近く狩りを楽しんだ場所らしい。
狩場近郊で採れるワインは昔から王侯貴族が好んで飲んでいたと言う自然な流れがあり、
それで王様のワインとか言われるようになったとか??ホントかウソか信じるのはあなた次第です!

こちらのザナッシのバローロはクラシックな雰囲気漂うエレガントなスタイル。
控えめな口当たりながらも、甘い旨みとしっかりとした渋みと酸味が感じられます。
もわっと力ずくで押し寄せると言う事はありませんが、
どことなくスムーズに旨みに富んだ風合いがあり好感の持てる味わいとなってますね。

程よい赤身感と脂感のバランスの良いカイノミの味噌漬けに、
スムーズな飲み口ながらも旨みを伴った赤ワインが心地よいマリアージュとなってます。

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