今週のワイン3月3週目

2015年3月3
写真右から

①サント・イシドロ・デ・ペゴエス・アデガ・エシュプマンテ・エクストラ・ブルート・ブラン・ド・ノワール
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・・・キレキレのドライな味わいの辛口
生産国・・・・・・ポルトガル フランス ロワール トゥーレーヌ
ブドウ品種・・・カステラン 80% フェルナン・ピレス20%
価格・・・・・・・・1490円

②カンテ・ヴィトヴスカ・セレツィオーネ
2006年(蔵出し)
白ワイン・・・・・樽の上品な風味があるナチュラルな辛口
生産国・・・・・・イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
ブドウ品種・・・ヴィトヴスカ100%
価格・・・・・・・・5600円

③フォンタナ・フレッダ・エレモ・ランゲ・ロッソ
2011年
赤ワイン・・・・・華やかなスミレの香り 程よい果実味のある辛口
生産国・・・・・・イタリア ピエモンテ
ブドウ品種・・・バルベーラ70% ネッピオーロ30%
価格・・・・・・・・2680円

④アルトス・ラス・オルミガス・グアルタジャリー・マルベック
2012年
赤ワイン・・・・・しなやかなで上品な味わい まとまりが良い辛口
生産国・・・・・・アルゼンチン メンドーサ
ブドウ品種・・・マルベック
価格・・・・・・・・5400円

2015年3月3-1生ハムサラダ

生ハムサラダ

セルバチカ、生ハム(イタリア パルマ産24カ月熟成)パルミジャーノを一口に仕上げたおつまみサラダ風。

ワインは①のポルトガル産のキレる味わいの泡で・・・

①サント・イシドロ・デ・ペゴエス・アデガ・エシュプマンテ・エクストラ・ブルート・ブラン・ド・ノワール
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・・・キレキレのドライな味わいの辛口
生産国・・・・・・ポルトガル フランス ロワール トゥーレーヌ
ブドウ品種・・・カステラン 80% フェルナン・ピレス20%
価格・・・・・・・・1490円

もとをただせば1958年3月7日に国立病院がセトゥバル半島に所有する2,900エーカーの畑が始まり。
1974年にペゴエス協同組合に吸収され現在に至っております。
このワインの他にも当店では数点のアイテムを取扱いしていますが
総じて豊かな味わいがありしっかり系の味わいを好むはいには人気となっております。
が!!このスパークリングはキレキレの味わいが魅力。
端麗であり強烈な炭酸水を飲んでいるような印象が御座います。
実はポテチと相性抜群です。内緒ですが・・・

2015年3月3-2鱈の真空調理

鱈の真空調理

過去に何度(3回ぐらい)か登場しております。ある意味定番的料理。
生の鱈があると作りたくなります。

ワインは②の高級白ワインで・・・

②カンテ・ヴィトヴスカ・セレツィオーネ
2006年(蔵出し)
白ワイン・・・・・樽の上品な風味があるナチュラルな辛口
生産国・・・・・・イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
ブドウ品種・・・ヴィトヴスカ100%
価格・・・・・・・・5600円

「イタリア最高の白ワインの造り手の一人とも称えられるカンテ」
とインポーターさんの資料には書いてあります。大袈裟です。
物を売ると言う事はこれくらい大袈裟にしないとダメなのかもしれませんが・・・・
でも、味はさすがに良いですよ。
こちらの生産者、地下に分厚い岩盤をくりぬいた15mのセラーがあることも有名で
瓶熟成をしてから出荷する事も良く取りざたされます。
その理由はワインの味を円やかにしてから出荷する為・・・。
香りも控えめで味わいも淡白。2006年産としては若々しさすら感じる程の印象。
ただじっくりと時間をかけて観察を続けると、今までに感じていなかった香りや味がどんどん出てくる。
まだまだ熟成に耐えうるポテンシャルを持っている。と言う訳です。
大ぶりのグラスでゆったりと時間を掛けて飲んだ印象と
サラッと一気に飲んでしまった時のギャップが大きい事でしょう。
こういうワインを総じて「まだ硬さがって閉じていますねぇ」な~んて事を
調子こいて言う訳でゴザンス。嫌味な感じですねぇ・・反省します。

エスニック風味の鱈の味付けとフレッシュな桃や化粧品(白粉)の様な香りと
ウイスキーの様な残り香が相まって面白きハーモニーとなっております。
パクチーが決め手でしょうか。

2015年3月3-3鴨と黒豚のテリーヌ

鴨と黒豚のテリーヌ

そのまんま東です。

ワインは③のイタリア産の赤ワインで・・・

③フォンタナ・フレッダ・エレモ・ランゲ・ロッソ
2011年
赤ワイン・・・・・華やかなスミレの香り 程よい果実味のある辛口
生産国・・・・・・イタリア ピエモンテ
ブドウ品種・・・バルベーラ70% ネッピオーロ30%
価格・・・・・・・・2680円

イタリアピエモンテの老舗。1878年創業と言うから古いっす。
イタリアの初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世の息子
「エマヌエーレ・アルベルト・ミラフィオーレ伯爵」が、その所有地を譲り受け設立したと言うからねぇ・・・
小市民のあたしには想像つかないっすねぇ。
今ではイタリアワインの王様と言われる「バローロ」も
その「エマヌエーレ・アルベルト・ミラフィオーレ伯爵」の尽力もあって世界的に評価上がったと言う逸話があるそうな。

でも今回紹介するのはバローロでは無くてバルベーラとネッビオーロのブレンド赤ワイン。
綺麗な酸味と意外にしっかりとした果実味があってバランス良い飲みごごち。
鴨の血っぽい味わいと、ちょうど良い感じでマッチングしております。
バルベーラ独特のスミレっぽい香りがイイ感じです。

2015年3月3-4和牛ハラミのステーキ自家製低温エージング

自家製低温エージング和牛ハラミ肉のステーキ

低温の状態で熟成させた和牛のあの独特な香りが香ばしく広がります。
ソースはあまり重くならないようにしたキノコ風味。

ワインは④のアルゼンチン産の赤ワインで・・・

④アルトス・ラス・オルミガス・グアルタジャリー・マルベック
2012年
赤ワイン・・・・・しなやかなで上品な味わい まとまりが良い辛口
生産国・・・・・・アルゼンチン メンドーサ
ブドウ品種・・・マルベック
価格・・・・・・・・5400円

アルトスシリーズの最高峰ワイン。
意外に上品な仕上がりで下のラインを飲んでいる方からすると物足りないイメージがあるかもね!
そこが高いワインの難しい所です。
じっくりと味わうとそこにあるしなやかさとマルベックらしい細かい粉の様なタンニンが広がります。
甘い果実とタイトに引き締まった酸味が交互に感じられて考える事が必要な味わい。
シンプルではないので、上級者にブラインドで飲んで頂きたいですね。

和牛の凝縮した旨みと香ばしい香り、こちらも考えると理由が見えてくる。
強烈なインパクト系じゃわからない奥深さをご堪能くださいませ。

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