今週のワイン8月2週目

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2015年8月2
写真右から

①コントラット・ミッレジマート・スプマンテ・ブリュット
2010年
泡白・・・・・・・優しいが細かい泡立ち 力強い酸味と味わい
生産国・・・・・イタリア ピエモンテ
ブドウ品種・・・ピノネロ80% シャルドネ20%
価格・・・・・・・4380円

②レーヌ・ペドーク・プイィ・ロシェ
2005年(蔵元セラーリング)
白ワイン・・・・・柔らかい水の様な口当たり 辛口
生産国・・・・・・フランス ブルゴーニュ マコン
ブドウ品種・・・シャルドネ
価格・・・・・・・・3480円

③ポンジー・ヴィンヤード・ピノノワール・ダボラ
2012年
赤ワイン・・・・優しく広がる果実味 ちょうど良い酸味と甘みのバランス
生産国・・・・・アメリカ オレゴン ウィラメットヴァレー
ブドウ品種・・ピノノワール
価格・・・・・・・4450円

④リヴェラ・プエル・アプリエ
2008年(蔵出し+自社セラーリング2年)
赤ワイン・・・・・豊かな樽の風合いと熟成感
生産国・・・・・・イタリア プーリア
ブドウ品種・・・ネロ・ディ・トロイア
価格・・・・・・・・6200円

2015年8月2-1サンマの浅いコンフィ

秋刀魚の浅いコンフィ

走りの秋刀魚と名残の桃だったのですが・・・記事書いてんのが9月下旬ですから・・・・季節感無いっすねぇ。
もうちょい浅く火入れしたかったんですが予想より火が入り過ぎでした!また来年挑戦します。

ワインは①の北イタリア産のスパークリングワインで・・・

①コントラット・ミッレジマート・スプマンテ・ブリュット
2010年
泡白・・・・・・・優しいが細かい泡立ち 力強い酸味と味わい
生産国・・・・・イタリア ピエモンテ
ブドウ品種・・・ピノネロ80% シャルドネ20%
価格・・・・・・・4380円

結構良い値段しますねぇ!
それもそのはず、有名なピエモンテの生産者ラ・スピネッタ社と
同じオーナー兼醸造家が手掛ける本格派スパークリングワイン。
何と言っても力強い酸味がありピノネロ(黒葡萄)を
80%使用している感が味わいに表れています。
火入れしすぎた感のある秋刀魚が逆に功を奏して
秋刀魚の鶏肉っぽい感じと良く合ってます。
付く添えした桃が双方をより惹きつけ合っているのでボンマリージュとなりました!
しかし凝ったエチケットですねぇ=オサレ~。
プレゼントにに如何ですか?

2015年8月2-2翡翠茄子の煎り出汁冷製

翡翠茄子の煎り出汁冷製 雲丹乗せ

胡麻たれにはクリームを入れて少しでも洋に近づける涙ぐましい努力の跡が伺えます!!って!!!
ざけんじぇなえぇと言われそう・・・。
出汁は和田氏?おっと!和出汁(怒られそう)じゃぁなくて
ヴォライユ(鶏出汁)で胡麻たれを作ってます。

ワインは②の優しい味わいの白ワインで・・・

②レーヌ・ペドーク・プイィ・ロシェ
2005年(蔵元セラーリング)
白ワイン・・・・・柔らかい水の様な口当たり 辛口
生産国・・・・・・フランス ブルゴーニュ マコン
ブドウ品種・・・シャルドネ
価格・・・・・・・・3480円

2005年産の古酒ですね。
こちらの商品はドメーヌさんが瓶熟成させたものをリリースしております。
味わいは桃ような瑞々しさがあり、優しい口当たりの仕上がりとなってます。
熟成からくるゴムの様な香りと火薬が燃えている様な香りが
強くはありませんがありますので、単調になりがちな味わいにアクセントとなっております。
全体的には優しい味わいの料理ですが、
茄子の瑞々しい食感と香ばしい胡麻の香りが加わる事によって
優しい味わいの白ワインとの相性が増していいるイメージです。

2015年8月2-3赤ワインと松茸のリゾット

松茸の赤ワインリゾット 炙り牛カルビ乗せ
(ナベちゃんの写真をお借りしました)

でたでた!そのまんま東で~す。

ワインは③のオレゴンピノで・・・

③ポンジー・ヴィンヤード・ピノノワール・ダボラ
2012年
赤ワイン・・・・優しく広がる果実味 ちょうど良い酸味と甘みのバランス
生産国・・・・・アメリカ オレゴン ウィラメットヴァレー
ブドウ品種・・ピノノワール
価格・・・・・・・4450円

1970年代からオレゴンの地でワイン造りをしている
オレゴンレジェンドの一つですね。
もうだいぶ前になりますが・・・オレゴンに行かせて頂いた頃は日本未輸入だった気がします。
何故輸出しないかと訊ねたら「国内で売れちゃうのになぜ海外に輸出する必要があんの?」
とポンジーのママに、逆に言われた思い出が有ります。(記憶違いだったらごめんなさいね)
今や日本でも簡単に買えるようになりましたねぇ!嬉しい事です。

絶妙なバランスが良い感じですねぇ。強すぎないがしっかりと感じる葡萄の果実味、
強くはないが程好い酸味、赤い果実とピンクグレープフルーツの様な清々しい香り。
どれを取っても良い感じのピノノワールです。不味いって言う人、あんま居ないと思いますよ。
願わくば複雑味って所でが薄いかなぁ・・・?でもそこまで求めちゃぁね。十分です。

松茸のあの香りと赤ワインの煮詰めた香りがリゾットに奥行きを与えておりますので
本当はもう少しワインに熟成感が有ると更にボンマリアージュってなりますが・・・。
けっして合わない組み合わせではありませんよ。
お米の優しさが有りますからねぇ。ワインの優しさと合ってます。
実はこんな料理をオレゴンで頂いたので真似して作ってみました!及第点です!

2015年8月2-4鹿肉のコートレット

鹿肉のコートレット

骨付き鹿肉をたっぷりのバターで優しくふっくらと焼き上げました。
ソースはジュとマデラ酒と野菜で甘めに。

ワインは④の赤ワインで・・・

④リヴェラ・プエル・アプリエ
2008年(蔵出し+自社セラーリング2年)
赤ワイン・・・・・豊かな樽の風合いと熟成感
生産国・・・・・・イタリア プーリア
ブドウ品種・・・ネロ・ディ・トロイア
価格・・・・・・・・6200円

土着系ブドウ品種の宝庫イタリアの真骨頂??
プーリア最古のブドウ品種と言われているネロ・ディ・トロイア
から造られるしっかり系の赤ワインです。
カベルネソーヴィニヨンやメルローと言った世界基準の葡萄にはない
独特の野性味や完熟感がありますね。
小樽発酵小樽熟成と言う事で、幾分強めの樽香が御座います。
ただ、程よい熟成感と相まって滑らかな風合いも出てきておりますので
全てのバランスがまとまりつつある様に感じますよ。
鹿肉の香りと赤身のお肉に甘いソース、ワインの味わいと良く合ってますね。
こう言う類の料理には少し野性味を感じるしっかり系の赤ワインは
ボンマリアージュです!

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