今週のワイン

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2011年10月3
写真右から
①バルディビエソ・エクストラ・ブリュットN/V・白泡 ・・・・・1500円
  生産国・・・チリ セントラルヴァレー ブドウ品種・・・シャルドネ 60%ピノ・ノワール40%
②バルミニョール・アルバリーニョ2010年・白・・・・・2300円
  生産国・・・スペイン ガリシア ブドウ品種・・・アルバリーニョ
③マキャヴェッリ・フォンタッレ・キアンティ・クラッシコ・リゼルヴァ2005年・赤・・・・・3680円
  生産国・・・イタリア トスカーナ ブドウ品種・・・サンジョヴェーゼ
④ジャン・レオン・カベルネ・ソーヴィニヨン・グラン・レゼルヴァ2001年・赤・・・・・5500円
  生産国・・・スペイン カタルーニャ ブドウ品種・・・・カベルネソーヴィニヨン
鮭白子パン粉焼き
鮭白子の香草パン粉焼き、カリー風味
白子は血管や血合いを取り除いてから塩水で水洗いして、新しい塩水に漬けて置きます。提供前に一口大にカットして、カレー粉、小麦粉、玉子、香草パン粉を付けてオリーブオイルで揚げ焼きにすれば完成です。カレーの風味と円やかな食感がとても良く合います。ワインは無難な所で①のチリ産の辛口スパークリングワインで合せております。リンゴや柑橘類の香りとイースト系のフランスパンの様な香りがありとても良く出来たスパークリングワインです。白ワインからと言う方には②のスペイン産のフレッシュな辛口の白ワインも御座いますので如何でしょう。
トリッパのトマト煮込み
トリッパのトマト煮込み
トリッパ料理は何度かしておりますが下処理に時間が掛かります。でも下処理が不味いとお料理全体が台無しになってしまいますので面倒でもちゃんとやって下さい。先ずは下茹①トリッパをよ~く水洗いしてから3~4回ほど煮こぼします。下茹②香味野菜とハーブ類、白ワインヴィネガー、水をひたひたになるまで入れ更に煮込みます。本茹・・取り出したトリッパをお好みの大きさにカットして、別鍋にトマトの水煮缶と同量の水、香味野菜、バジル、塩を新たに加えて更に煮込みます。ここまでが下準備です。今回はグラタン風に仕上げておりますので、グラタン皿にトマト煮にしたトリッパとショートパスタを加えパルミジャーノを加えて焼きあげ、最後にバジルとパルミジャーノを更に加えれば完成です。最後の行程でバリエーションが増えますので色々チャレンジしてみて下さいね。ワインは③のイタリア産の赤ワインでOKでしょう。抜群の相性です。旨味が詰まったエレガントな赤ワイン。ゴツゴツした印象が全く無く、とてもスムースに喉を通ります。良く出来たワインですね。
平目のムニエル
平目のムニエル ライムバターソース
平目はひれ、内臓、頭を取り除き強めの塩をして30分程度置いておきます。ひれは流水に取り出して癖を取り除き粉を付けて素揚げにします。30分程度置いておいた身は提供前に牛乳に漬けてよーく水分を拭きとり、軽く塩コショーしてから粉を付けて焼き上げます。8分程度焼きあげたら脂を捨ててバターを入れて仕上げます。魚を取り出したフライパンに更にバターを入れてライムを搾り出して魚に掛ければ完成です。淡白な白身魚のお料理ですがバターをふんだんに使用する事でコクを持たせております。仕上げのライムで更に清涼感を加えた一皿になりました。ワインは②のスペイン産の白ワインが良く合います。樽熟成等の方法をとらずにフレッシュで生き生きとした清涼感を大切にした大変良く出来た白ワインです。
黒毛和牛イチボ肉のポワレ
鹿児島産黒毛和牛イチボ肉のポワレ ソースボルドレーズ
簡単に言い換えれば牛肉のステーキですね。ソースは古典的な赤ワインベースのソース。赤ワイン、フォンドヴォー、エシャロット、バター、が原料となります。お肉を如何に上手に焼き上げるかが一つのポイントでしょうね。中々答えが見つかりません。ソースはかなり時間がかかります。肉自体が旨味十分で楽しめる部位ですのでソースも負けじと強い物になりがちですね。単純に塩コショーでも十分に楽しめるお肉ですから、それでもイイかもしれません。そうなって来るとワインもちょいと変更となりますが、今回はちゃんとしたソースを作りましたのでそれなりの赤ワイン④をご用意しました。スペイン産のしっかりとした赤ワインです。これぞ高級な味と言わんばかりに作り込んだ味わいが楽しめますよ。

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