今週のワイン

2014年2月3
写真右から 
①ロータリ・エクストラ・ブリュット・アルペ・レジス
  ノンヴィンテージ
  泡白・コクのある辛口
  生産国・・・・・イタリア トレンティーノ・アルト・アディジェ
  ブドウ品種・・・シャルドネ
  価格・・・・・・2950円
②ミラヴァル・ロゼ
  2012年 
  ロゼワイン・すっきりとした辛口
  生産国・・・・・フランス コート・ド・プロヴァンス
  ブドウ品種・・・サンソー グルナッシュ シラー
  価格・・・・・・2880円
③マチュー・コスト・コトー・デュ・ジェノワ・ルージュ・レ・テット・ド・シャ
  2010年 
  赤ワイン・優しい渋味チャーミング
  生産国・・・・・フランス ロワール
  ブドウ品種・・・ピノノワール80% ガメイ20%
  価格・・・・・・3150円
④セリェール・ピニョル・マーテル・テレシーナ
  2008年
  赤ワイン・濃厚で力強い味わい
  生産国・・・・・スペイン カタルーニャ テラ・アルタ
  ブドウ品種・・・ガルナッチャティンタ50% カリニェナ30% モレニーリョ20%
  価格・・・・・・4500円
トーストとチーズディップ
トーストとチーズディップ
チーズディップはクリームチーズ、青かびチーズ(フルムダンベール)、貴腐ワイン(ピーターレーマン貴腐セミヨン)、ニンニクを適当にグチャグチャしたもの。
トーストに蜂蜜を少々垂らして如何でしょう!
ワインは①のコクのある辛口のスパークリングワインで・・・
限りなくシャンパーニュに近い上出来なスパークリングワインです。
北イタリアの作り手さんですが、価格もそれほど高くなく上々のワインを提供してくれます。
しっかりとした風味と味を持った辛口のスパークリングワインですので、
酸味・甘味・塩味・旨味・風味のあるチーズディップとの相性も宜しいようです。
簡単ですので是非お試しください!
クラムチャウダー
クラムチャウダー
大量のあさりを使用して作っております。
ワイン蒸ししたアサリから身を取り出す作業が大変ですが、間違いなくコクのあるスープになりますよ。
本当はパイ乗せにしたかったんですが・・・家庭用のオーブンレンジが調子悪くて断念しました。
まぁイイでしょう。
ワインは②のスパイスと塩身を感じる辛口のロゼワインで・・・
まぁこのワインの売りは何と言ってもブラピとアンジーっすね!
このシャトーのオーナーらしいっす?結構、賞も取ってるそうで、評価も高いっつー事です。
味わいは塩味を感じるドライな仕上がり。
シャブリに少し南仏の赤ワインを加えて酸味を抑え込んだ感じとでも言いましょうか・・・
ただこの手のワインの優れた一面は料理と合わせた時の変貌ぶり。
アサリ出汁のたっぷりと効いたスープと合わせた途端、海岸を散歩しているような優雅な気持ちにさせてくれます。
魚介系の料理全般に合いそうです。特にシンプルな塩焼きとかがお勧めですね!
メカジキの軽いトマト煮込み
メカジキの軽いトマト煮込み
メカジキは軽い塩水に一晩漬け込んでから粉つけて焼き上げておきます。
トマト、アンチョビ、ムール貝、ケイパー、オリーブ、白ワイン、水、で作ったスープにメカジキを戻して数分間煮れば完成です。
仕上げにパセリバターでコクと丸み出しております。
ワインは③のロワール産の赤ワインで・・・
エチケットが可愛らしい!ここのオーナーさん無類のねこ好きと聞いております。納得ですね。
味わいはしっかりとした果実の要素とチャーミングな風味がバランス良く配合された優れものです。
料理のイメージは南イタリアの感じですが、食べてみるとブルゴーニュ的な寒い地域特有のまったり感が楽しめる味わい。イイ意味で裏切りを演出しております。
そんなお料理としっかりとした果実を感じつつもどことなくチャーミングな味わいの赤ワインとの出会いが印象的。
これはぜひ試していただきたい組み合わせですよ。
柔らか牛タンのポワレ
柔らかい牛タンのポワレ
牛タンは香味野菜と香辛料、ハーブ、塩、たっぷりの赤ワインでジップロックに入れて保温ジャーで3日ほど掛けて調理しております。
ソースは肉を取り除いた出汁を煮詰めて濾したものに赤ワインを加えた濃厚な物。
煮込み料理は時間と手間の凝縮したお料理です。
様々なお店で食させて頂きますが、一人一人のシェフさんの丁寧な仕事ぶりが伺えて有難い気持ちで胸一杯になります。
何の仕事でも同じですが表面に見えるものは氷山の一角でしかない。
下に隠れている努力と時間がその一角を支えているもんです。
そう考えると迂闊に言葉をはっせられなくなりますねぇ。
ワインは④の力強く濃厚な味わいの赤ワインで・・・
スペイン産の赤ワインです。個人的に思いますがこのワイン蔵さんのワインはお買い得な商品が目白押しです。
低価格のワインから高級ワインまで味わいもそれぞれブドウの特徴を捉えていて上手に造られております。
コスパ系(個人的には嫌いな言葉ですが)の代表的ワイン生産者ですね。
柔らかく調理した牛タンと濃厚なソース、牛タンの食感が高級コンビーフのようで何とも面白い。
そこに濃厚で力強い味わいの赤ワインがさらにインパクトを与えてくれます。
結構ヘビーな取り合せですので体力がいるかも知れませんねぇ。
若い方にお勧めです。

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