今週のワイン

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写真右から
①ファーモイ・セミヨン・ジョンアンダーソン2008年・白 ・・・・・1550円
  生産国・・・西オーストラリア マーガレットリヴァー ブドウ品種・・・セミヨン
② ドメーヌ・ニノ・リュリー・ラ・バール2007年・白・・・・・2800円
  生産国・・・フランス コートシャロネーズ ブドウ品種・・・シャルドネ
③ファーモイ・メルロ・ジョンアンダーソン2006年・赤・・・・・1550円
  生産国・・・西オーストラリア マーガレットリヴァー ブドウ品種・・・メルロ
④ジュブレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ドゥニ・バシュレ2005年・赤・・・・・5980円
  生産国・・・フランス ブルゴーニュ ブドウ品種・・・ピノノワール
⑤アルタディ・ヴィーニャス・デ・ガイン2003年・赤・・・・・3680円
  生産国・・・スペイン リオハ ブドウ品種・・・テンプラニーリョ
ムール貝のマリネ
ムール貝のマリネ
たっぷりの白ワインで蒸したムール貝にトマトを加えて出汁と共にマリネしています。海のエキスが詰まった出汁は風味豊かでスープの様です。この料理には①の爽やかな辛口の白ワインを合わせてみました。西オーストラリア・マーガレトリヴァーはサーファーのメッカ。海の近くなので新鮮な魚介類が食卓に並びます。そこには良く冷えた同産地産の白ワインが良く似合います。
カレイのソテー
カレイのソテー爽やかライムバターソース
ソースはバーター、トマト、マッシュルーム、ライム、野菜のブイヨンを使用しています。カレイは淡白な味わいなのでコクを持ちながら爽やかなソースを目指しました。ワインは②の白ワインか③の赤ワインが良く合いますよ。②のシャルドネはフレッシュな果実味が有りながらもブルゴーニュらしい複雑性を兼ね備えた秀逸なワイン。こう言う料理には是非合わせて頂きたい1本です。③の赤ワインは価格の割にはボリューム感が有り甘い果実の味わいが舌に残ります。少し冷やしめで飲むとマッシュルームの香りとバターの風味に良く合います。
鳥もも肉の煮込みブルゴーニュ風
森林鶏骨付きモモ肉の煮込みブルゴーニュ風(撮影 山形さん)
色よくソテーした鶏肉とニンニク(塊)を野菜で取ったブイヨンで煮込みました。最後に生クリームを加えて円やかさを出しています。バター、生クリーム、ブイヨン、フランスの家庭料理の王道?ですかね。出汁を取った後の野菜ももったいないので一緒に食べて下さい。サフランライスを付け合わせにしています。話は違いますがサフランって高いですねぇ~ほんのチョットでビックリする価格です。まぁそんな話は置いといてワインです。今回は④⑤の赤ワインを合わせてみました。④のジュブレ・シャンベルタン・・・と言えばブルゴーニュの有名産地って感じですかね?(笑)しかし力強い!!ヴィンテージの影響と造り手の哲学でしょうか?色濃くしっかりとしたタンニン、パワフルな果実の甘さ、新大陸のワインを飲んでいるようです。ホントはもっとクラシカルなブルゴーニュと合わせたい所ですがあえて今回はこちらでチャレンジです。料理自体思った以上にこってりしているので十分釣り合います。⑤のスペインは程良く熟成が始まって落ち着きのある味わい。元々のポテンシャルが高くパワフルだったので今ぐらいから飲み始めると良さが実感できます。今回たっぷりとニンニクを使っているのでどうしても熟成したスペインが思い浮かんでしまいました。思った通り上々の相性です。他にこってりたっぷりの白ワインなんかも捨てがたいですねぇ。オーストラリアやカリフォルニアのシャルドネなんか如何でしょうか?ローヌのマルサンヌなんかも捨てがたい・・・いろんなワインが思い浮かびます(苦笑)

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