この週の代金内訳 食事4品コース4500円 ワイン4杯分4000円
合計8500円(税込)となりました。ご来店有難う御座いました。
写真右から
①ドメーヌ・ルボー・クレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・・豊かな香り立ち 程よい果実味のある辛口
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ
ブドウ品種・・ピノノワール
価格・・・・・・・3250円
②ドメーヌ・ナタリー&ジル・フェーヴル・シャブリ・1級・ヴォーロラン
2010年(自社セラーリング)
白ワイン・・・・・干し葡萄の様な甘い香り ゆったりと味わい深い辛口
生産国・・・・・・フランス ブルゴーニュ シャブリ 1級畑ヴォーロラン
ブドウ品種・・・シャルドネ
価格・・・・・・・・4380円
③ドメーヌ・ド・モンティーユ・1級・ボーヌ・レ・ぺリエール
2008年(自社セラーリング)
赤ワイン・・・・繊細な風味 綺麗な味わいの辛口
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ ボーヌ 1級畑 ボーヌ・レ・ぺリエール
ブドウ品種・・ピノノワール
価格・・・・・・・6500円
④デヴィルスレイヤー・マーガレットリヴァー・カベルネ・ソーヴィニヨン
2008年(自社セラーリング)
赤ワイン・・・・・甘い香りとミントユーカリ系の清涼感のある香り 豊かでリッチな味わい
原産国・・・・・・西オーストラリア マーガレットリヴァー
ブドウ品種・・・カベルネソーヴィニヨン
価格・・・・・・・・5800円
鴨とフォワグラのテリーヌ
写真で見かけた料理を作りたくなって真似してみました!
ちょっと見かけが違いますが・・・まぁ及第点です。
ワインは②のロゼスパークリングで・・・
①ドメーヌ・ルボー・クレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・・豊かな香り立ち 程よい果実味のある辛口
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ
ブドウ品種・・ピノノワール
価格・・・・・・・3250円
6月に1度使用していますのでその内容をコピペ↓
バラの花なのかな?エチケットが綺麗です。
黒ブドウ100%のロゼ。
このワインを造るルボー家が、ブルゴーニュのスパークリングに
シャンパーニュ製法を取り入れたと言われています・・・が
本人に訊ねた訳ではないので良く分かりませぬ。
味わいはガス圧が高い印象で泡が強い。
炭酸ガスの鼻をくすぐる香りと火薬の様なピノノワールの香りが印象的です。
味わいはほんのり果実味があり、強めの酸味がキレをもたらしている印象。
爽やかな辛口です。
とここまでが以前の投稿。
鴨の鉄分のある肉感とフォワグラのテリーヌのまったり感を
イメージとしてはピノノワールと合わせた感じです。
黒葡萄100%のロゼスパークリングでは、
ピノの渋みを取り除いてイチゴの香りエキスと強めの炭酸を入れた感じ。
炭酸が効いて後口の爽やかさが前菜と良く合ってます。
メインにもっていくなら、
たっぷりな果実味を感じるニューワールのピノなど如何でしょう!
蒸し牡蠣
中華風の味付けです。
ワインは②のド定番と言われるシャブリで・・・
②ドメーヌ・ナタリー&ジル・フェーヴル・シャブリ・1級・ヴォーロラン
2010年(自社セラーリング)
白ワイン・・・・・干し葡萄の様な甘い香り ゆったりと味わい深い辛口
生産国・・・・・・フランス ブルゴーニュ シャブリ 1級畑ヴォーロラン
ブドウ品種・・・シャルドネ
価格・・・・・・・・4380円
2004年からワインを作っている生産者ですが、
元々はぶどうを栽培して売っていた農家さん。
フェーブル家は数々の優良な畑を持ち、
グランクリュ「レ・プルーズ」に至っては最大所有者。
1988年に現当主のジル・フェーブル氏が相続した時から
実質ビオロジーのリュット・レゾネ栽培に切り替えて、
ゆくゆくは自らワインを作って販売したいと思っていたのでしょう!
2004年に小規模ながらも先端的な醸造施設を建て
奥様と自分の名前を冠にしたワイン、
「ナタリー&ジルフェーヴル」をリリースしています。
我が家で言えば、
「あゆみ&ひでお・なかがわ」って!
例えるまでもないですが・・・。
何処の家庭も奥様が一番!これ夫婦閻魔の秘訣です。
ナタリーさんは有名なシャブリ・ジェンヌ(シャブリ地区の醸造共同組合)の
醸造長を長年勤めた方、ワイン造りはお手の物ですね。
やや樽のニュアンスのあるシャブリっぽくない佇まいの味わい。
牡蠣のド定番と言いましたが・・・このタイプは定番とは程遠い味わい。
ややもすると、シャブリとは想像がつかないかもしれませんね。
ブルゴーニュの有名な村名クラスの、
ようやく蜂蜜っぽさが出てきた古酒と言いそうです。
生牡蠣と言うよりは、
ちょっと手を加えた牡蠣料理に合いそうと言うことで蒸してみました。
タレに八角やらを忍ばせて風味豊かに仕上げております。
こうなってくると俄然相性がアップしますねぇ。
風味豊かで滑らかな質感のある白ワインと、
ボンマリアージュで御座います。
黒ムツの蒸し物
仔牛のブイヨンを詰めたものに、
レモンタイムでオリエンタルな風合いを加えています。
ワインは③の綺麗な味わいの赤ワインで・・・
③ドメーヌ・ド・モンティーユ・1級・ボーヌ・レ・ぺリエール
2008年(自社セラーリング)
赤ワイン・・・・繊細な風味 綺麗な味わいの辛口
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ ボーヌ 1級畑 ボーヌ・レ・ぺリエール
ブドウ品種・・ピノノワール
価格・・・・・・・6500円
ちょっとインテリジェンスな香りがする、華麗なるドメーヌ。
ヴォルネイのドメーヌ・ド・モンティーユといえば、
古典的ワインの銘醸家として名の知れたドメーヌらしいのですが、
先代のユベール氏はディジョンでの弁護士が本業。
現当主のエティエンヌ氏も元々は、
パリのクーパース&ライブランド(現プライスウォーターハウス・クーパース)の
会計士として働いていたと言う方。
なのだそうです。
どうりでインテリジェンス漂うと思ったよ。と!無理矢理こじつけてます。
映画「モンドヴィーノ」でも主役級で取り上げられたそうなので、
(私観てないですが・・・)知っている方が多いのでは?
さてさて、味わいの印象ですが、
このドメーヌさんのワインは繊細でピュアな優しい口当たりが特徴かと思います。
力強い果実の甘みとか、乾くような渋みとか、そんな印象とは真逆の風合い。
香りにはイチゴとかラズベリーとかのフレッシュな酸味を感じさせるフルーツの香りがあり、
味わいはピュアで心地良くスムーズに喉を通り抜けます。
全般的にはスムーズで飲みやすい印象なのですが、
何か一物を隠しているような印象も受けます。
試合前のボクサーの様なタイトでしっまた感じがそう思わせるのでしょう。
料理も仔牛のブイヨンをベースにした旨みの強いスープ仕立てで、
脂の乗った白身の柔らかい黒ムツにコクと風味をプラスしています。
下に敷いたトリフ風味のユリ根のペーストが、柔らかさと品の良さを醸し出しています。
品良く締まった感のある辛口の赤ワインが、
料理全体に爽やかさと切れの良さを加え全体の流れをスムーズに演出しますね。
庄内三元豚ロースかつ
そのまんま。年に1度は作る裏定番料理。
ワインは④の力強い赤ワインで・・・
④デヴィルスレイヤー・マーガレットリヴァー・カベルネ・ソーヴィニヨン
2008年(自社セラーリング)
赤ワイン・・・・・甘い香りとミントユーカリ系の清涼感のある香り 豊かでリッチな味わい
原産国・・・・・・西オーストラリア マーガレットリヴァー
ブドウ品種・・・カベルネソーヴィニヨン
価格・・・・・・・・5800円
西オーストラリアのマーガレットリヴァーに、
1981年に設立されたワイナリーさん。
名前の「デヴィルス・レイヤー」とは、「悪魔の巣」という意味らしいっす。
近くの洞窟に「タスマニアンタイガー」のもと見られる巣跡が有った事に
由来しているらしいっすね。
余談ですが・・・タスマニアンタイガーとググると、
ドイツのミリタリーグッツのブランドが出てきます。なぜドイツ?
まぁイイんですが・・・正式にはフクロオオカミと言うらしいっすね。
有袋類でありつつオオカミと言う、
珍しい動物だったらしいっすけど1936年に絶滅しちゃったみたいですね。
色々とご苦労なさったみたいですねぇ。
まぁワインにはなんのこて関係ない話でごわす。
さてこちらのカベルネソーヴィニヨンから作られる赤ワイン。
1992年には西オーストラリアのトップワインとして、
トロフィーを受賞した実績を持つ本格派で御座います。
味わいは果実由来の甘さがあり、
重厚でしっかりとした旨みと渋みを持ったリッチなスタイルとなっています。
香りにユカーリやミントと言った爽快です~とする香りがあり、
樽由来の甘い香りが全体覆う感じです。
余韻にバター等を思わせるような滑らかな風味が舌の上に残ります。
酸味もあってただ重いだけの印象とは異なる所も
このワインのポテンシャルの高さを示してくれていますね。
ラードで揚げたコクのあるトンカツ、
薄衣は香草やニンニクなのを利かせカリッと風味豊かに。
付けダレは山葵、塩、とんかつソース、おろしゆずポンをご用意しました。
とんかつソースはもちろんの事、
おろしたての山葵と塩をつけて熱々のうちに頂くと赤ワインの持って爽快な香りと
ボンマリアージュとなりました!
ぜひ、機会あればお試しください!