今週のワイン10月3週目

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2015年10月3
写真右から

①コールドストリーム・ヒルズ スパークリング・ピノノワール・ シャルドネ
2011年
泡白・・・・・・・コクのある味わいの辛口
生産国・・・・・オーストラリア ヴィクトリア州 ヤラヴァレー
ブドウ品種・・ピノノワール シャルドネ
価格・・・・・・・4800円

②テッシュ ローラー ベルク リースリング トロッケン Q.b.A
2011年
白ワイン・・・・・生葡萄の風合いを感じる辛口
生産国・・・・・・ドイツ ナーエ ランゲンロンスハイム
ブドウ品種・・・リースリング
価格・・・・・・・・2850円

③フィリップ・ルクレル ブルゴーニュ・レ・ボンバトン
2003年(自社セラーリング)
赤ワイン・・・・滑らかな口当たりの辛口
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ
ブドウ品種・・ピノノワール
価格・・・・・・・3800円

④ピアン・デッレ・クエルチ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
2008年
赤ワイン・・・・・優しい甘さのある口当たり円やかな渋み
生産国・・・・・・イタリア トスカーナ モンタルチーノ
ブドウ品種・・・サンジョヴェーゼグロッソ
価格・・・・・・・・5000円

2015年10月3-1松茸の菊花浸しエビイモの含め煮蒸しアワビ

3種の小鉢前菜

松茸と黒枝豆の菊花浸し。
エビイモの含め煮、鴨の生ハム添え。
蒸しアワビ。
もう完全和食!!。

ワインは①のスペシャルなスパークリングワインで・・・

①コールドストリーム・ヒルズ スパークリング・ピノノワール・ シャルドネ
2011年
泡白・・・・・・・コクのある味わいの辛口
生産国・・・・・オーストラリア ヴィクトリア州 ヤラヴァレー
ブドウ品種・・ピノノワール シャルドネ
価格・・・・・・・4800円

オーストラリア・ヴィクトリア州ヤラバレーの居を構えるワイナリー。
オーナーは豪州ワインの権威、極めて実力のあるワイン評論家
ジェームス・ハリデー夫妻。これってちょっとどうなんでしょう?
他にもこの類のワイナリーさんは多いので、業界的には問題なしなんでしょう。
まぁ間違っても不味いワインは造られる事がないので、
その点では安心して購入して頂けるとは思うのですが・・・
このワイナリーの商品はある種一定の品質を携えてていますし確かに美味いワインが
揃っています。特にピノノワールのリザーブ物はプレミアム的な扱いで稀少性も高い。
ブルゴーニュに比べれば価格も安いしねぇ。
まぁイイカァ。深く考える事は無いかなぁ。美味いしねぇ。
現在はオーナーが大手ビール会社に変わっています。

そんな造り手さんが少量だけ作るのがこのスーパークリングワイン。
シャンパーニュに負けないぞいって言う、気合が感じられる一本となってますね。
価格も負けてないですね。

いろいろと少しずつ味わいを楽しみながら頂く小鉢たち。
骨格風格のある辛口のスパークリングは、
時には軽めの赤ワインの様に
時にはクリーミーな白ワインの様に
ハタマタ時には塩味溢れるシェリーの様に
様々な場面で重宝致しますね!

2015年10月3-2鰆のお造り

鰆のお造り

タグ付きの鰆。この表現ってなんかイヤラシイですねぇ。
ご予約の人数にたいして、
魚がデカすぎなのでお造りと焼き物に使用しました!

ワインは③のフルーティーでキレのある辛口の白ワインで・・・

②テッシュ ローラー ベルク リースリング トロッケン Q.b.A
2011年
白ワイン・・・・・生葡萄の風合いを感じる辛口
生産国・・・・・・ドイツ ナーエ ランゲンロンスハイム
ブドウ品種・・・リースリング
価格・・・・・・・・2850円

300年の歴史を持つ蔵元さんです。
一風変わった事をやってますねぇ。
黒葡萄から造った白ワインや、
ドイツと言えば甘口と言う時代に辛口に特化するとか!
まぁ、1723年からワイン造りやってますから
時には変わった当主が表れても不思議はないのですが・・・
激変したのが1997年に12代目の当主になったマルティン・テッシュ氏の登場。
元々微生物やら地質やらの学者さんで、別会社で働いていたそうです。
ワイナリーは継ぐ気が無かったそうですが・・・。
ちょっと変態っぽいこだわりの強い方らしいですねぇ。
彼が跡継ぎになってからのワイナリーさんは激変したらしく、
父が代々大切に育ててきた葡萄の樹をいきなり!
チェーンソーで半分伐採委しちゃったらしいっすから・・・。
凄いですねぇ。変態です。
それからのテッシュは辛口に特化して畑毎の違いを表現したり、
追及追及で現在まで成功を収めています。
まぁ、時代に合ったワイン造りって事なんでしょうね。
変態は天才は紙一重なんでしょうね。

さて、こちらの白ワイン。
ローラー・ベルクと呼ばれる最優良畑から
リースリングと言う葡萄で造られております。
生の葡萄をそのまま頬張ったような風味がありますが、
味わいはキレの良い酸味が全体を支配していて辛口に仕上がっております。
キレの良いフレシュな辛口ながらもアルコール感もしっかりと感じられますね。

浅く漬けた鰆と土佐酢、
マスカットがアクセントとなってこのワインと相性が良くなっております。

2015年10月3-3鰆の幽庵焼き

鰆の幽庵焼き

鰆第二弾です。ある意味和食の定番でしょうか!
魚が美味しいからいいですねぇ。

ワインは③の熟成ブルゴーニュで・・・

③フィリップ・ルクレル ブルゴーニュ・レ・ボンバトン
2003年(自社セラーリング)
赤ワイン・・・・滑らかな口当たりの辛口
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ
ブドウ品種・・ピノノワール
価格・・・・・・・3800円

ブルゴーニュのジュブレシャンベルタン村に有る蔵元さん。
店先のショーウィンドーにショーンコネリーが来店してる時の様子が写真で張ってあります。
フィリップ・ルクレールフィリップ・ルクレール2
元々はアメリカ市場を意識した頑強な樽香と渋みが人気の蔵元さんでしたが、
近年は優しさが加わっております。
今回の2003年セラーリング物は、
樽香が強く渋みの強い昔風。
12年の時を経過して、
滑らかな風合いと後から押し寄せる葡萄の甘みが有って
良い状態になっております。
香りにはドライフルーツやタバコのニュアンスに、
燻したソーセージの様な香しい香味が御座いますね。

幽庵独特の香り高い焼き魚との相性もこんな感じの風味だったら申し分ないです。
鰆の脂とも良く合ってますね。

ただただ残念なのがルクレールの古酒は通常のコルク抜き(ソムリエナイフ)では
コルクがキレイに抜けない事が難点ですねぇ。
しかし!ルクルーゼのワイン抜きスクリュープルなら簡単に抜けますよ!

2015年10月3-4和牛ザブトンのロースト

和牛ザブトンのロースト

そのまんま東です。

ワインは④の滑らかな甘みが良い感じの赤ワインで・・・

④ピアン・デッレ・クエルチ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
2008年
赤ワイン・・・・・優しい甘さのある口当たり円やかな渋み
生産国・・・・・・イタリア トスカーナ モンタルチーノ
ブドウ品種・・・サンジョヴェーゼグロッソ
価格・・・・・・・・5000円

元々は牛の生産農家だったらしいです。
1991年から本格的にブルネッロの生産者としてワイン造りに転身したらしいですねぇ。
優しい口当たりが有って、
渋すぎる事なく円やかな味わいのワインがこの蔵元さんの特徴です。

牛肉の甘みを帯びた脂感と甘みが広がる赤ワインの組合わせ。
渋みもそれ程強くはないですが、こなれていて良い感じですねぇ。
ワインが加わる事によって、
全体的に円やかな一皿に仕上がりました!
サンジョヴェーゼは牛に合いますねぇ。

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