今週のワイン

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2011年8月3
①アダミ・ボスコ・ディ・ジーカ・ブリュットN/V・白泡 ・・・・・2980円
  生産国・・・イタリア ヴェネト ブドウ品種・・・グレラ(プロセッコ)
②ヴィエ・ディ・ロマンス・ピエーレ・ソーヴィニヨンブラン2007年・白・・・・・3980円
  生産国・・・イタリア フリウリ ブドウ品種・・・ソーヴィニヨンブラン
③ヴィエ・ディ・ロマンス・ヴィエリス・ソーヴィニヨンブラン2005年・白・・・・・4980円
  生産国・・・イタリア フリウリ ブドウ品種・・・ソーヴィニヨンブラン
④シャトー・マラグー2009年・赤・・・・・1780円
  生産国・・・フランス ボルドー ブドウ品種・・・・メルロ80% カベルネソーヴィニヨン20%
⑤アルティムス・ミッシェル・トリノ2006年・赤・・・・・3300円
  生産国・・・アルゼンチン カファシャテ ブドウ品種・・・カヴェルネソーヴィニヨン40% マルベック35%ボナルダ15% タナ5% シラー5%
手羽先のコンフィ
手羽先のコンフィ
手羽先を一晩、香味野菜と塩でマリネしてから低温の脂で煮ております。煮あげたらさらに一晩冷蔵庫で寝せ、提供前に魚焼きグリルで焼いております。香ばしい香りが何とも贅沢な一品ですねぇ。ワインは①の辛口のスパークリングワインで如何でしょう!華々しい香りと鶏の旨味が何とも相性抜群です。
パーナ貝のグリル2
パーナ貝のグリル
手羽先が人気で無くなってしまいましたので急遽作りました。トッピングにはフレッシュトマトを刻んだ物と香草パン粉を振りかけて魚焼きグリルで焼いております。こちらのお料理も海の香りが心地よい一品、ワインも同じ①の辛口のスパークリングワインで行っちゃって下さい。
トマト水のジュレ魚介
ホタテとムール貝のトマト水ジュレ寄せ
トマト水のジュレはフレッシュトマトをミキサーで砕いたものを一晩フィルターで濾したものにゼラチンを加えて固めた物。ホタテとムール貝は軽くスモークしてからMegさまからお借りしたプリン容器にゼリーと共に流し込み冷蔵庫で冷し固めましょう。ゼリーの下にはトマトのソースとサルサヴェルデが敷いて有ります。付け合わせにはグリルした夏野菜をドライトマトのオイル漬けとアンチョビでマリネした物を添えてハモンセラーノ上にトッピングすれば完成です。ワインは②の北イタリア産の辛口の白ワインで如何でしょう。樽を一切使わない爽やかでピュアな味わいが特長の白ワインは野菜の青い香りや磯の香りと良く合いますよ。
天使の海老2
天使の海老 ハチミツソース
実はお盆休みに入り市場に魚が全然無いので苦心惨憺、天使の海老に決定しました。強火でこんがり焼きあげた天使の海老をハチミツとバターでコーティングする様に仕上げます。殻に味が付いておりますのでしゃぶる様に召し上がり下さい。ワインは③の辛口の白ワインをご用しました。今回は②と③の白ワインの飲み比べです。同じ生産者、同じブドウ品種ですが作り方が違います。②は先程ご説明しました様に樽無しでピュア。対照的に③は樽を掛けてふくらみの有る複雑な香りと濃い色合いが特徴的。どちらのワインも乳酸発酵(最新のヴィンテージでは乳酸発酵無しとなっております)をしておりますので酸味に円やかさを感じます。ハチミツを思わせる豊潤な香りが出始めており何とも脳を刺激する味わいです。
牛肉のパートフィロ包み牛肉のパートフィロ包み中身
アンガス牛のパートフィロ包み
パートフィロの中身は牛肉、新タマネギのコンフィ、マッシュルーム、モッツァレッラ、ゴンルゴンゾーラ、パルミジャーノが入っております。中々に焼き上げるのが難しい一品です。パートフィロを使うのは今回が初めてでしたのでどんな感じになるのか・・・心配で夜も眠れませんでしたが日を重ねる毎に何となく要領を得ました。出来上がりが重めの料理になりますので個人的には牛肉は小さめがベストの様な気がします。お肉を小さくカットするとがっかりする方も多いと思いますが・・・まぁ全体のバランスを考えればねぇ。でかけりゃ良い言ってもんじゃないですしねぇ。最近凄く思う事です・・・歳でしょうか?ワインは2種類用意しました。④の中程度のボリューム感が楽しめるボルドー産の赤ワインと⑤のボリューム感のある構成のしっかりした赤ワイン。どちらのワインも価格を考えると申し分なく良く出来た赤ワインです。お料理との合性と言う事を考えれば⑤の赤ワインに一日の長を感じます。なんせ料理が重たいもんですからねぇ。これくらいのコクは欲しいですねぇ。

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