今週のワイン

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2011年9月5
写真右から
①ル・ニ・ド・マ・ミュスカ・セック2010・白 ・・・・・1200円
  生産国・・・フランス ラングドック ブドウ品種・・・ミュスカ
②モンテ・アンティコ2007年・赤・・・・・1690円
  生産国・・・イタリア トスカ-ナ ブドウ品種・・・サンジョヴェーゼ メルロー カベルネソーヴィニヨン
③ノイドルフ・ネルソン・ソーヴィニヨン・ブラン2009年・白・・・・・2890円
  生産国・・・ニュージーランド ネルソン ブドウ品種・・・ソーヴィニヨンブラン
④マストロ・ベラルディーノ・タウラージ・ラディーチ・リゼルヴァ1999年・赤・・・・・4800円
  生産国・・・イタリア カンパーニャ ブドウ品種・・・・アリアニコ
玉子焼き2
玉子焼き
中身は玉ネギのコンフィとベーコン、レンコン、とろけるチーズです。結構大変なんですよ玉子焼きってね。意外に簡単そうですが・・・上手に焼き上げるのって意外に難しい。具材はその時の気分で何でも良いと思います。玉子系のお料理と合せるワインはやや甘さの残るチャーミングな白ワインが良く合います。ので①のフランス産の白ワインをご用意しました。華やかなブドウの香りとミカンの皮の様な香りが有り、程好い甘さの残ったやや辛口の白ワインです。この系のワインはアジアンテイストの香辛料が利いたお料理にも良く合いますので是非チャレンジしてみて下さい。
アワビとホワイトアスパラガスの可愛い前菜
アワビとホワイトアスパラガスの可愛い前菜
アワビは殻を外して内臓を取り外し、味噌とニンニクとハチミツで作った味噌床に漬けこんで置きます。調理前に水洗いしてバターでソテーして下さい。ホワイトアスパラガスも一度塩茹でしてからバターでソテーしております。ソースは焦がしバターに醤油をたらして万能ネギを加えた物と、ハチミツとシェリーヴィネガーとクローブで作ったキャメルを掛けております。見た目に可愛らしいお料理となりました。ワインは是非②の赤ワインで合せて下さい。このお料理は最初からこの赤ワインをイメージして、塩気、食感、風味を計算しております。シコシコトシタ食感、噛めば噛むほどに出てくる味噌の風味、クローブから来る甘い香り、②のイタリア産の赤ワインとピッタリですよ。
いとよりのイカ墨仕上げ
イトヨリのアクアパッツァ イカ墨仕上げ
イトヨリ、イカ、蛤、プチトマト、をアクアパッツァ風に調理して途中からイカ墨のソースを加えて煮込んだお料理です。勿論イカ墨のソースも別に作ったものを用意しておりますよ。淡白な白身魚とイカ墨のコクがバランス良く味わえる一品となりました。ワインは③ニュージーランド産の辛口の白ワインをご用意しました。申し分の無い美味い白ワインです。
鴨のロースト
フランス産鴨胸肉のロースト 茸類のソース 栗ご飯添え
鴨は香味野菜でマリネしてからフライパンとトースターで焼き上げております。ソースはソテーした茸類にフォンドヴォー、マルサラ酒、バターで仕上げた濃厚でまったりした味わいのソースです。付け合わせに栗飯を添えております。鴨にはピノを合せるのが当店(個人的に)の定番なのですが・・・今回は少し嗜好を変えて、④のイタリア産の赤ワインをご用意しました。ピノノワール種に比べるとアリアニコ種は強靭な骨格とタンニンを備えており、通常だと鴨(当店の鴨料理)には合せづらいと思うのですが、今回ご用意した赤ワインは99年産と言う事も有り、程好く熟成されこなれたタンニンと優しくなった果実の風味が相まってとてもバランス良く飲める味わいとなっております。今回の様なコクと風味の有るソースには、コクと複雑味と酸味を備えた赤ワインが良く合いそうです。ので④にしてみました。如何でしょう?

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