写真右から
①アダミ・ヴィニェト・ジャルディーノ2008年・泡白 ・・・・・3480円
生産国・・・イタリア ヴェネト ブドウ品種・・・プロセッコ
② ニュートン・ジョソン・シャルドネ2007年・白・・・・・2500円
生産国・・・南アフリカ ブドウ品種・・・シャルドネ
③イル・フェ・ソワフ・マキシム・フランソワ・ローラン2008年・赤・・・・・2500円
生産国・・・フランス ローヌ ブドウ品種・・・グルナッシュ
④ミシェル・グロ・ブルゴーニュ・オーコート・ド・ニュイ2005年・赤・・・・・3250円
生産国・・・フランス ブルゴーニュ ブドウ品種・・・ピノノワール
⑤モンビローネ・バルベラ・ダルバ・モンキエロ・カルボーネ2001年・赤・・・・・3750円
生産国・・・イタリア ピエモンテ ブドウ品種・・・バルベーラ
手羽先の素揚げ
醤油・ニンニク・長ネギ・日本酒で漬け込んだ手羽先を素揚げしました。とっても簡単な料理ですが、鶏肉は揚げ過ぎるとパサパサになっていしまいますからジューシーに仕上げて下さいね。合わせるワイン今回は①のスパークリングを合わせてみました。申し分ないですねぇ。赤ワインでも十分に対応可能な料理ですのでいろいろ試して下さいね。因みに①のアダミはG8サミットに公式使用されたプロセッコですよ。プロセッコの王様です。
鯛しんじょう揚げ
実は鯛を三枚に下ろすのを失敗した為、急遽すり身に変更!!鯛・海老・ジャガイモ・玉ネギを使用して油で揚げました。それだけだとつまらないので鯛二匹分の骨とアラで取った出汁とカツオ出汁をハーフ&ハーフで合わせて緩めのあんかけ風にしました。下にはカツオ出汁で煮込んだ大根を敷いて有ります。この料理には②の白ワインを合わせてみました。本当は樽無の軽めの白ワインなんかが良いのかも知れませんが、敢えて樽風味の本格シャルドネと合わせています。しんじょうを揚げた事により油のコクと香ばしい香りが加わり②のワインに十分対応できています。予想以上に美味しい組み合わせです。
豚バラ肉のブレぜ
ブロックのバラ肉をタコ糸で巻いて、ミルポワとコクのある白ワインで蒸し煮にしました。50%ぐらい肉に火が通ったら取り出し、一人前ずつカットして香ばしくソテー、濾した煮汁を加えて再度蒸し煮にします。お皿に盛りつけて最後にバジルのソースを少々加えて完成です。結構時間がかかりますねぇ。③④⑤の赤ワインと合わせてみました。③は香が特徴的でスパイスとイチゴのチャーミングな香りが豚料理との相性が良いですねぇ。中程度の重さが心地よく感じられます。④は言わずもがなブルゴーニュの有名な作り手ですね。酸味・渋み・コクがバランス良くまとまっていて流石の味わいです。料理との汎用性も高くて文句の付けどころが無い感じです。⑤はバルベーラと思えないほどにコクが有り2001年とは思えないほどの若々しさが感じられます。油身の多い三枚肉、後半辛くなってきた所にこのワインが良く合いますいよ。油のしつこさをサッパリ流して、口の中をリセットしてくれます。今回の反省は肉が大き過ぎた事でしょうかねぇ。ボリュームが有りすぎました。