写真右から
①ロジャーグラート・グランキュヴェNV・白泡 ・・・・・2850円
生産国・・・スペイン ペネデス ブドウ品種・・・チャレッロ、パレリャーダ、シャルドネ
②ジャングランジェ・アルザス・グランクリュ・ゲヴェルツトラミネール・ペルシベルグ2008年・白・・・・・3150円
生産国・・・フランス アルザス ブドウ品種・・・ゲヴュルツトラミネール
③アタランギ・クリムゾン・ピノノワール2008年・赤・・・・・3880円
生産国・・・ニュージーランド マーティンボロ ブドウ品種・・・・ピノノワール
④リエチーネ・キャンティ・クラシコ・リゼルバ1999年・赤・・・・・4500円
生産国・・・イタリア トスカーナ ブドウ品種・・・サンジョベーゼ
手作り豆腐
気が向くと作りたくなる豆腐です。大豆は永井さんちの秘伝大豆を使用しております。よ~く冷やしたカクテルグラスに豆腐を入れて大粒の塩とオリーブオイルを掛けて出来上がりです。料理自体がシンプルなので、この時掛けるオリーブオイルは是非美味しい物を使って下さい。合せるワインは①の辛口スパークリング。ロジャーグラートと言うとロゼがあまりにも有名ですが(日本だけ)スーパークリングワインの造り手としては超一流ですよ。是非ロージャーグラートの最高級キュベと豆腐を合せてシンプルなお美味しさを体感してみて下さい。
天使の海老のグリル
高級食材として近年話題を呼んでいる「天使の海老」。どうして天使なのか?ニューカレドニア産だから?よく知りませんが…気になる方はネットで調べて下さい。食べて美味しいのは間違いありません。生食用なので火入れは半生ぐらいでちょうど良いですよ。旨味と甘みが増してプリプリです。合せたワインは②の甘口の白ワイン。華やかな香りとしっとりとした喉越し、円やかな旨味が十分に入った美味しい白ワインです。こう言うワインはゆったりと飲みたいものですねぇ。
鴨のテリーヌ
テリーヌって響きがカッコイイ。平たく言えばハンバーグみたいなもんですが・・・。テリーヌって元々は入れ物の名前…のハズ。今回作ったテリーヌは中に浸し豆とホワグラが少々入っております。ソースはバルサミコベースの甘いソースです。テリーヌって作ってから2週間位寝かせると良いと、有名料理人が言っておりましたがそんな余裕も無く・・・作った当日に食しました。この手の料理はワインを選びやすいですねぇ。果実味のある赤、甘口の白、辛口の白、熟成した赤、ETC…幅広~く楽しめます。その中でベストチョイスは③のピノノワールでしょう!!。程好く利いた果実味が料理全体のまったり感と良く合います。ピノノワールでもそこそこの厚みが無ければ
こう言うマッチングは生まれませんよ。しかし③のアタランギは何を飲んでも美味いですねぇ。
鶉(ウズラ)のソテー
鶉は解体して胸肉とモモ肉に分け、ピーナッツバター、塩、コショー、クルミオイル、ニンニクで一晩マリネします。骨はソースに使うので、ミルポワと共に焦げるまで焼いて水を入れ煮だします。(約3時間ほど煮たら完成)
マリネして置いた肉をフライパンで焼いて取り出して置きます、同じフライパンに骨から取ったフォンを入れて煮詰めトリフ塩、バターを入れてとろみが出たら完成です。焼いた野菜と鶉を盛り付け周りにソースを流したら出来上がり。こう言う料理には、繊細さと複雑さと力強さがバラス良く溶け込んだ赤ワインが良く合います。ので④の熟成した赤ワインをご用意しました。美味しいです。