ワインBAR 1月2週目の内容

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2016年1月2

この週の代金内訳 食事4品コース4500円 ワイン4杯分3230円
合計7730円(税込)となりました。ご来店有難う御座いました。

写真右から

①ボッテガ・ゴールド
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・・フレッシュなリンゴの風味 ジュース的要素のある飲みやすい辛口
生産国・・・・・イタリア ヴェネト
ブドウ品種・・グレーラ
価格・・・・・・・2980円

②フェルトン・ロード・ドライ・リースリング
2007年(自社セラーリング)
白ワイン・・・・・灯油っぽい石油的な香り 辛口だがコクのある滑らかな舌触り
生産国・・・・・・ニュージーランド セントラル・オタゴ
ブドウ品種・・・リースリング
価格・・・・・・・・4980円

③ジュリアン・ギヨ・ウルティマ・トム・クリマ
2013年
赤ワイン・・・・イチゴの香りと梅の香り 軽い味わいだが舌に旨味が残る
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ ボージョレ シェナ
ブドウ品種・・ガメイ
価格・・・・・・・3390円

④サイン・レッド・ワイン
2010年
赤ワイン・・・・・コーヒーと鼈甲飴を混ぜた様な香り 甘みある味わいだが酸もある
原産国・・・・・・南アフリカ マルガス
ブドウ品種・・・シラー42% トゥリガ・ナシオナル27% ムールヴェードル18% トリンカデイラ10% カベルネ・ソーヴィニヨン3%
価格・・・・・・・・3980円

2016年1月2-1セリのお浸し青ナマコともずくの酢の物黒瀬ぶりのオレンジ握り

黒瀬ぶりのオレンジ握り 青ナマコともずくの酢の物 セリのお浸し

んん~読んだまんま、こんな感じですねぇ。

ワインは①のボッテガ・・・

①ボッテガ・ゴールド
ノンヴィンテージ
泡白・・・・・・・フレッシュなリンゴの風味 ジュース的要素のある飲みやすい辛口
生産国・・・・・イタリア ヴェネト
ブドウ品種・・グレーラ
価格・・・・・・・2980円

財布じゃないよワインだよと言う出だしから・・・
以前も書いた説明を引用させて頂きます。

『ボッテガは何種類か使用してますが、一番高い商品の登場です。
ワインの価格ってどうやって決めているのか?知りたいお客さんって意外に多いんです・・・
原価を知ってどうすんのかなと思いますが・・・こちらのワイン面白いので一例としてご説明します。
このボッテガ社のプロセッコに対する思いは?
スプマンテとは「フレッシュで、軽やかで、新鮮で、ピュアな出来たてが一番じゃ~」なのだそうです。
このゴールドだけは原料となる葡萄を収穫するとフレッシュジュースにしてから
マイナス1度~0度の温度で一年中冷蔵貯蔵しています。
そしてジュースから一気にアルコール発酵をさせてスパークリングワインを醸造しています。
通常のスパークリングワインは、まず白ワインを醸造してから、二次発酵をするのですが、
ボッテガゴールドはフレッシュジュースから一気に作るという点で違いがあり面白い生産者なのです。
氷温に近い温度で一年中ジュースを置いておくと言うのはかなりのコストが掛かってきます。
さらにボトルのデザイン、キンピカコーティングは三層塗装によるものでこれまたコストアップ。
フレッシュさをもっとうにする作り手さんですので、外的要因で劣化することを極力抑える意味があるのだそうです。
また生産もその都度小ロットで仕込む手間もかなり負担が掛かると考えられます。
このボッテガゴールドに至ってはコストは電気代とボトルのコーティング代がかなりのウエートを占めている。
と言う訳で御座います。
勿論使用する葡萄もクリュと言われる畑の機械が入らない様な急斜面の物を人海戦術で収穫していると思われます。
原料となる葡萄も高い原価となっているのはどこのワイナリーさんも同じ。
当然その他にも多々あるのですが、ボッテッゴールドはある意味特殊で面白い事例なのでご紹介させて頂きました。』

と以前書いた物をそのままコピペしました!アシカラズ。
味わいはフレッシュなリンゴの炭酸ジュースアルコール入りって感じなんですが・・・
表現悪いですねぇ。ジューシーで美味しいスパークリングワインですよ。
果実のほんのりとした甘さがあって、
酸っぱいのが苦手な方でも飲みやすい。
泡も非常に柔らかく、飲み疲れませんね。
癒されたい時、疲れた時などや、
みんなでワイワイやりたい時なんかに使うと良いんじゃあーりませんか!

風味のあるセリの香りと出汁の味とも良く合ってます。
あまり邪魔しませんね。
酢の物は初日と二日目で多少嗜好変えて、
大根にリンゴを加えたおろしをトッピング。
ほのかな甘さが更なる相性のアップを見せました!ボンマリアージュです。
脂の乗ったぶりを柚子胡椒で頂くのですが、シャリに一仕事を加えています。
生のオレンジを使って寿司酢を作ってます。
こちらも柚子胡椒のピりショッパイ感じと甘酸っぱいオレンジの風味がぶりの脂と良く合ってます。
柔かな口当たりのプロセッコが、
いい意味で優しく爽やかに後味を癒してくれますね。

2016年1月2-2自家製黒豚ロースハムのクレープグラタン

自家製鹿児島産黒豚ロースハムを忍ばせたクレープグラタン

まんまちゃんです。
正月に仕込んだロースハムをどうやって消費するか考えた挙句に浮かんだメニュー。

ワインは②の熟成リースリングで・・・

②フェルトン・ロード・ドライ・リースリング
2007年(自社セラーリング)
白ワイン・・・・・灯油っぽい石油的な香り 辛口だがコクのある滑らかな舌触り
生産国・・・・・・ニュージーランド セントラル・オタゴ
ブドウ品種・・・リースリング
価格・・・・・・・・4980円

ニュージーランド南島セントラルオタゴの山の麓に有るワイナリーさんです。
自然の真っただ中って感じの所ですね。
創業は1991年。
現オーナーのナイジェル・グリーニング氏が2000年に購入してから現在に至っています。
このオッサンがロン毛のヒッピーぽいおっさんでしてねぇ。
現在は知りませんが・・・恐らく今もそうでしょう。
醸造を担当するブレア・ウォルターさんが、
まじめな感じの方でしてねぇ。良いコンビです。
見た目が若い頃のポールマッカートニー風の柔らかいタッチの方ですよ。
そんなフェルトンロードのリースリングを熟成させた古酒の登場。
かなりの希少品。
ドライと有る通り辛口仕上げのアルザス・スタイル。
オイルっぽいとろんとした舌触りがあって非常に滑らかです。
旨みも存分に感じられて円やかでコクを感じます。
香りには灯油的な香りと、
レモンやライムの様な爽やかな香りも入り混じる複雑な風合い。
爽やかだけどこってりしてる相反する印象がありますねぇ。

ベシャメルとチーズハムと言う、
こてっとした料理に負けない主張がワインに有りますね。
見た目がボリューミーですが・・・ワインと合わせて頂くと意外に完食!
酸味のキレが良いのでしょうね。

2016年1月2-3真鯛のポワレ

千葉県産 真鯛のポワレ

ソースはギョ出汁!?魚出汁をぎょっと!?ギュッと煮詰めた物に梅干しとマスカルポーネでコクをプラス。
ギョだかギュだかわかんないし、大変うるさい文章ですねぇ↑ぎょめんなさいね。肴くん??魚クンですぎょ~。
クレソンとイチゴのサラダを添えています。

ワインは③のジュリアン魚イヨー???ジュリアン・ギヨ!!怒られっから・・・まじめに書こう!

③ジュリアン・ギヨ・ウルティマ・トム・クリマ
2013年
赤ワイン・・・・イチゴの香りと梅の香り 軽い味わいだが舌に旨味が残る
生産国・・・・・フランス ブルゴーニュ ボージョレ シェナ
ブドウ品種・・ガメイ
価格・・・・・・・3390円

エチケットが、らしいですねぇ・・・。で、ピンとくる方はそちら好きの方でしょうか?
そうですねぇ。自然派と呼ばれる生産者です。
地球にやさしく、人にやさしく、美味しければ!
あたしゃ何も言う事ないので・・・。
みんなHAPPYなら言う事なしっすねぇ。
こちらのワインはボージョレヌーヴォーでお馴染みの葡萄
「ガメイ」と呼ばれる黒葡萄から造られる赤ワイン。
あぁヌーヴォーねぇ!!と思った貴方!そう貴方ですよ。
んんんんんん・・・・正解っす!
まぁ作り方等細かい違いは置いといて・・・
(置いておくのか!と言われていそうですが)
こちらは通年流通する赤ワインです。
味わいは鮮烈なイチゴの香りがあって爽やか。
ほんのりと感じる梅干のシソの風味、
きりっとした酸味と優しい甘さがあってエキスを感じます。
余韻に独特なカサカサの夏ミカン粒的で穀物系の香りが残り、
あぁ自然派だわなぁと納得させれます。
この余韻って独特ですよねぇ。好き嫌いが分かれる所でしょう。
醸造的な問題で現れる変な香りや味わいは一切ありませんから
ワインとしては上手に作られていると思います。(偉そうですねぇアチキ)
優しい印象でチャーミングです。

鯛の淡白な味わいと後味が赤ワインの後味と通じる所があると思いますが如何でしょう!
ソースはワインを意識して梅の酸味がマリアージュしてますね。
イチゴのサラダも良い感じに混ざり合ってトータルで良い一皿になったかと思います。

2016年1月2-4北海道産牛ハラミ肉のステーキ

北海道産牛ハラミのステーキ

ハラミ肉は好き嫌いが分かれる食材ですが・・・
嫌いな方でも食せる所は流石国産牛と言った所でしょう!
レバー的な内臓の味わいと、
ぶつぶつ切れる食感とは無縁の出来です。
勿論そちらの方が好みと言う方もいらっしゃいますから・・・
比べるべきものでもないですね。

ワインは④の南アフリカ産の赤ワインで・・・

④サイン・レッド・ワイン
2010年
赤ワイン・・・・・コーヒーと鼈甲飴を混ぜた様な香り 甘みある味わいだが酸もある
原産国・・・・・・南アフリカ マルガス
ブドウ品種・・・シラー42% トゥリガ・ナシオナル27% ムールヴェードル18% トリンカデイラ10% カベルネ・ソーヴィニヨン3%
価格・・・・・・・・3980円

ワイナリーについては、
以前取り上げた②の白ワインで説明してますのでリンク参照して下さい。
今回は様々な葡萄品種で作った面白くリッチなスタイルの赤ワインを紹介します。
香りには樽からと思われるコーヒーの様な香りと
鼈甲飴の様な甘い香りが混ざって感じられますので
さぞかし甘くて濃いのではと思わせますが・・・
意外に優しい甘さと酸味もしっかりと感じられて、
ガツンを期待していると良い意味で裏切られて好印象です。
とは言うものの、決して軽いワインでは有りません。
どちらかと言えば重くてしっかりとした味わいですので、
お間違えなくね。

意外にしつこくない牛ハラミえお柚子味噌をベースにした付けダレで頂く、
ワインのほの甘さと香ばしい香りがマッチしてますね。
後からくる酸味があって、食が進みますよ。

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